京都大学の出口康夫教授のインタビュー記事で書かれている哲学に対する言及がとても分かりやすかったです。
哲学とは「人間が作った概念」
出口教授はその質問に対して、知的な公共事業と答えるようにしているそうです。
ハラリ教授の「虚構」の概念とも近い気がします。
知のインフラ整備事業
ここの文章がとてもイメージしやすく、哲学がいかに社会の発展に寄与してきたのかが伺えます。
ものの考え方の共有
そして更に人類のチームプレーへの貢献についても言及されています。
専門性を超えた大局観の提供する
そして更に哲学は専門を超えた「見通しのよさ」を提供する役割も担っているといいます。この辺りはノジェスさんが完全学問を提案している価値ともすごく繋がりますね。
いやー分かりやすい。
今の時代に必要な哲学とは
ここまでを通して哲学の用途を整理すると、「”概念”を道具に問題を解決する」ことだと感じました。
では今の時代は、どんな概念によって、どんな問題を解決する必要があるでしょうか。
コロナパンデミックに始まり、地球温暖化、人工知能、超格差社会、デジタル独裁主義、情報過剰、シンギュラリティ…
現代社会は科学の力によって多くの問題を解決したと同時に、更に多くの問題を生み出してきました。情報技術の発展により、人類は初めて自分たち以上の知能を持つ存在と出会う可能性まで示唆され、自分たちの拠り所である地球すらも自分たちの手で破壊しかねない状況にまで来ています。
こんな状況に対して私は、今までの延長線上では解決は不可能だと思っています。つまり天動説から地動説に移行したように、神の概念が中心だったところから力の概念へ移行したように、大きなパラダイムシフトが必要だと思っています。
それが私はこれまで哲学の先人たちが、指し示した究極の答えを一部の人間だけではなく、誰もが共有できるようにすることだと思っています。
ソクラテスの無知の知、プラトンのイデア、アリストテレスの不動の動者、カントのもの自体、ニーチェの力への意志…
そうすることで出口教授がおっしゃるように、誰もが大局観を獲得し、広い視野で物事を洞察し、よりよい選択をし続けることが可能になると思います。
今私たちに必要なことは、目先だけに囚われることではなく、広く深く高く物事を思案できる概念だと思います。
これまで人類は目先のことばかりを優先し、結果的に自分たちに不利益になる選択ばかりをしてきてしまいました。だからいま私たちは多くの危機的状況に出会っています。
そんな中で究極の答えを誰もが獲得し、誰もが大局観を持つことが出来る、そんな哲学が必要だと思います。
私はそれが令和哲学者のノジェスさんであり、彼が26年前に発見した0=∞=1であり、26年かけて体系化した日本発の哲学・令和哲学であり、認識技術であり、完全学問であると確信しています。
ぜひ一人でも多くの人がこの概念に出会い、現在出会っている多くの問題を解決する一助になれたら嬉しいです。
↓ノジェスが体系化した完全学問の紹介動画
↓ノジェスさんの紹介動画