【039】成長し続けるために年末にやっていること
クリスマスイヴですね~
大晦日も投稿予定ですが、来週は仕事納めに向けて可能な限り速やかに仕事を畳んでいければと思っています。また、年末なので、仕事の棚卸的なこともできればと思っていて、その内容も備忘がてらにこちらにも残しておきます。これらは今年に限らず、自分自身がプロフェッショナルとして成長し続けるために年末いつもやってるなってことになります。
今年の振り返り
今年はいろんなテーマでnoteの記事を書かせていただきました。noteをほぼ毎週書き続けることも、今年のチャレンジの一つでした。
そういう今年の目標の振り返りが一番初めに必要かと思います。
なるべく独りの時間をしっかり作って、今年一年の出来事を深く振り返る。これが特に重要だと思っています。
この振り返りの中で、個人的に近年とりわけ重要だと思っているが、起こった出来事に対する感情を今一度思い出すこと。
特に感情面の情報は、喉元すぎれば何とやらというお話もありまして、時の経過ともに忘れがちです。良くない出来事は年末で綺麗さっぱり忘れるため、良い出来事は年始に向けたモチベーションにするため、改めて思い出すということを心がけています。
ただ、約一年前の1月の話はなかなか思い出せないこともあろうかと思います。私は日記を書いてて、その日記の内容を月次で振り返ってたりもするので、そういう意味では、そもそも記録をつけるということが大事ですね。
とはいえ、今から日記を書くわけにもいかないので、そういう方は仕事のカレンダーを見ながら振り返るのが良いかと思います。なんとなく思い出せることがあって、それをフックにして、当時の成果物や仕事上のメールまで遡れたらベストかと。
ちなみに、私自身は、紙の日記や仕事上のカレンダーの他、X(Twitter)で複数アカウント作成してメモを残したり、Ankiというアプリで記憶に残したいことをフラッシュカードにして記憶したりもしています。
立てる問を磨く
実際に紙の日記や仕事上のカレンダーを見ていても、
へぇ~そうなんだ~
と、何も考えずに、パラパラと情報を入れるだけだと、なかなか仕事の振り返りに結びつけるのは難しいと思ってて、最近はいくつかの問を作って自問自答しながら記憶を思い出すようにしています。具体的には以下のような感じです。
今年一年間、昨対比で何%成長しましたか?
強くなったテクニカルスキルは何ですか?
課題になったソフトスキルは何ですか?
具体的に残した実績は何ですか?
携わったプロジェクトのハイライトは何ですか?
最初からこのプロジェクトを最初からやり直すとしたら、どういうアプローチをとりますか?
体感値として、今年の私の成長率は昨対比で20%ぐらいだと思っています。理由として、出来る仕事の領域が少し広がったり、仕事で接する方々の属性が変わったり、様々な観点を総合して2割増しぐらいでレベルアップしたのかなと自己評価しています。
やっている仕事自体が変化しているので単純化しがたいところもありますが、やっている仕事自体がそれほど大きく変化しない場合は、成長率は生産性と捉えてもいいかなと思っていて、2割の成長は去年60分で出来た仕事が今は48分あればこなすイメージです。
ちなみに去年は仕事がめっちゃ大変で、体感的には40%ぐらいは成長できたかなと思ってたんですけれども、その一方で、結構しんどかったので、高い成長率はそれなりの成長痛が発生することを体験した年でもありました。
バケットリストの見直しと来年やりたいこと
2点目は「バケットリストの見直しと来年のやりたいことを考える」です。
バケットリスト、つまり中長期の目標について私はExcelで管理してまして、人生の中で中長期的に達成したいことをリスト化しています。
リストを見て、まずは今年できたことを消し込んでいくのですが、それと同時に、来年以降のやりたいことを継ぎ足していきます。こういう作業をしてみると、バケットリストは秘伝のタレのようなものですね。
そもそも人生の中長期の目標は見返すタイミングなんてなかなか無いので、単年の目標の前にまず中長期のキャリア設計考えた方が良いく、個人的に過去掲げた中長期の目標は以下のようなものがあります。
明日すぐに独立できる備えをする
5年で○○件のプロジェクトのデリバリーを行う
○年以内に○回昇格する
会計×特定の領域1×特定の領域2で日本で50番以内の専門家になる
短期目標を考えるのは超楽しい時間
こういった中長期の目標と実績を見返すと同時に、それらを起点として来年は何しましょうかと考えるのは楽しい時間です。
というか、そもそも未来のことを考えるのは(私にとっては)楽しい時間です。まだ起こっていないが故に様々な妄想が膨らみますし、自分に大してどれだけ過度な期待をしても咎められません。
ただ、単年の目標を考えるときに、自分なりの工夫としては、①これまでの延長線上にはない考え方、いつもとは違った思考で目標を考えることと、②早く達成できる目標を考えることを意識しています。
過去の延長線による思考は、リスクに対して脆弱であり硬直的
毎日の生活は、8割方やらなければならないことに終始しがちなのですが、世の中は思ってもみないことが起こります。例えばCovid-19などの対応をみても、過去の常識が覆されるようなことがここ数年で起こりました。
個人としても似たようなもので、変化は突然やってきますが、その備えとして、目標を考えるときもなるべくアウト・オブ・ボックスで考えるのが良いです。私も目標を立てるときは、なるべく自分が日頃行かないような場所で思考するようにしています。
出来そうなことを目標に掲げる
もう一つ重要なのが、早く目標達成できそうなことを目標に掲げるということ。例えば昇格はなるべく早い方が良いと思っていますし、専門家として独り立ちするのも早いことに越したことはないでしょう。
人生はいつゲームオーバーになるのか、自分自身では決められないところがあるので、なるべく悔いがないように、良い一日一日を過ごしていくとためにも、なるべく早く目標は達成した方が良いです。
ある種、出来そうなことを目標に掲げるというのは、アウト・オブ・ボックスでの思考と背反しますし、ややチートっぽい考え方でもありますが、目標を早く達成することで得られる自己肯定感も大事です。
フライングする -気分よくスタートするために-
「短期目標を考えるのは超楽しい時間」と書きましたが、基本的に目標を立てる瞬間それ自体が最高にモチベーションが高い状態です。なので、2024年末に成し遂げたいことは、もう着手しましょう。
来年やりたいことなんて腐るほどあるのですが、それらを別に2024年1月1日を待ってからスタートする必要は全くなく、なるべく年末から着手しましょう。私自身も今週末から実践してて、来年強化したいなと思っている専門分野の本を買って読み始めてます。
真面目に考えると2023年の年末にやったことを、2024年の実績としてカウントしてよいのかという考えもあるのですが、年間の目標を掲げるのも、それを履行する或いは破るのも自分自身ですし、その影響を受けるのも自分です。
なお、私は毎年チートして毎年フライングしており、毎年やっているので実質的にはフライング出来ていませんが、なんとなく気分の良い年始がスタートしてます。自己肯定感の向上にも繋がりますし、弾みをつければ他のことも上手くいきます。
という感じで、年末の過ごし方を振り返ってみましたが、しっかり休めるタイミングもそんなないので、肩の力抜いて肩肘張らずに緩く適度に過ごすことも楽しい年末の過ごし方だと思ってます。
今週は以上です。ありがとうございました。
※編集後記
早速振り返りをやってると、ハードスキルが伸びる年とソフトスキルが伸びる年が不定期にやってくるなと思いました。年齢を重ねていくとソフトスキルだけで生き残ることを目論む人もいますが、人生100年時代なので、私自身は自分の専門性は数年単位でピボット出来ればと思ってます。その方が楽しそうなので。