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【もう食べられない名店】混沌の極みな・・・えびす製麵所<4>最終回
■メシのシメがここにはあった
さてさて・・・
またしてものもう食べられない名店なのですが、久しぶりに・・・
えびす製麺所
黒一色で統一されたスタイリッシュな立ち食いそば
・・・とでも申しましょうか。
個人的には
エアコンまで黒く塗装されていた
のにはビックリしましたが
・・・で。
いつもの肉そばなのですが、前々からやってみたいことが一つありました。
この店はそばの店でありますがサイドメニューにライスもあるのですね。
なので・・・
一緒に頼んでみました。
普通にズルズルと肉そばを頂き、卓上にある魚粉やらラー油やら取り放題の天かすやら、そしてこれまた取り放題の生卵も投入。
味の方を調整・・・つーかカオス化させて、なかば半狂乱と化しながらズゾズゾと頂き、すっかり”戦い”が済んだ後。”つゆのような何か”がそこには残るわけですね。
通常ならばここに”そば湯”を投入しホッと一息入れてシメる
・・・そんな完全予定調和的ハッピーエンドが待っているのです。
・・・が。
男(オレのことだけど)は、それを望んではいなかった。
ただ、おのれの満足。
スクラップ&スクラップ
破壊と混沌、そして破滅と無・・・
ただ、それを望んでいた。
男(オレのことだけど)はカッ!と目を見開き、さらに禁断の卵を再投入。
それを、やおらザバリと白メシにかけるわけです。
ビジュアル的には非常にアレではありますが、まさに無秩序というか混沌の極み。
蕎麦、蕎麦つゆ、天かす、海苔、魚粉、ラー油、七味、そして甘辛く醤油で煮込まれた肉とタマネギ、それら全体を優しく包み込む卵・・・
そんなカオスな”たまごかけご飯”として、混乱に次ぐ混乱の昼メシのシメとしたのでありました。
”メシのシメ”って図らずも回文になっているな・・・
何も考えられなくなった頭でぼんやりとそんなことを一人の男は思った。
(しょーもなさ過ぎるわ)
えびす製麵所 了。 次回に続く・・・
<2013年06月10日訪問>
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