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西武ライオンズ今季期待の選手を紹介(超個人的)
2021年3月26日、待ちに待ったプロ野球が開幕。
そんな開幕戦を観ながら、このnoteを書いている。少し遅くなってしまったが、埼玉西武ライオンズの個人的に期待している選手を紹介したい。
開幕戦を観ながら居ても立っても居られなくなった気持ちをnoteに吐き出しているに過ぎないので気楽に読んで欲しい。
期待の選手
・投手編
高橋光成
昨季後半からついに覚醒の階段を登り始めた大器。ストレート・スプリット・カットに大きいスライダーやカーブを混ぜ、現代の本格派投手のお手本のようなピッチングをOP戦から展開。開幕戦でもスプリットが威力を発揮、2被弾するも開幕投手として十分な投球を披露した。昨季は前半振るわなかっただけに、今季は開幕から質の高いのピッチングを続け、タイトルに手を掛けるようなシーズンを送ることができれば、チームの躍進と正真正銘のエースの称号は勝手についてくるだろう。
ストレートに角度がある上に、コマンドもほぼ完璧に近い出来で今日はめちゃくちゃ良かった高橋光成。#seibulios pic.twitter.com/V8GRoaWvEc
— マーカス・鷺ヌーマン (@L_CHC_HOU_16019) March 19, 2021
平井克典
今季から先発転向の鉄腕。OP戦では中継ぎ時代に投球割合の少なかったカットボールやシュートにカーブ、そして新球チェンジアップも織り交ぜ、先発らしい投球を披露。若手揃いで1本立ちしている投手が上記高橋光成以外いない現状、西武の先発陣の鍵を握るのは彼と言えよう。派手な成績は残らないかもしれないが、リリーフで修羅場を潜り抜けた経験は他の若手先発にはない大きな強み。先発2〜3番手での安定したゲームメイクを期待したい。
#平井克典 投手の頼もしい修正力!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 21, 2021
3回以降はランナーを許さず三者凡退に打ち取り続けています!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #オープン戦 pic.twitter.com/jUdOVrxuwr
井上広輝
開幕1軍を勝ち取った高卒2年目投手。恐らく起用はリリーフになると思われる。150km/h近いストレートにキレのあるカットボール、制球はまだまだ若さ溢れると言った感じだが高い素質を感じる。恐らくフルシーズン帯同は厳しいと思うが、15試合前後リリーフとして登板し、2軍調整を経てシーズン終盤先発としてデビューを果たせるような1年であれば、最高である。
上間永遠
開幕ローテーション入りを勝ち取った20歳右腕。カット&シンカーでボールを動かし打者を翻弄。堅い内野をバックにどれだけの成績を残せるか非常に面白い存在である。曲がりなりにもローテーションを回ることができれば、今季だけでなく来季以降にもつながる本人にもチームにも大きな1年となる。球速がそれほど速くないため、そこをどう補っていくかにかかってくるだろう。
・野手編
森友哉
昨季年間通して不調に陥り、らしくないシーズンを送った天才。今季はOP戦から好調を維持、開幕戦ではオリックス山本を相手に天才的なインコース捌きでホームランを打った。優勝した2019年は100打点以上を記録する程良い場面で森に回り結果を残していただけに、なんだかんだ攻撃の命運が大きくかかっている選手である。2019年と違い秋山が居らず、抱える役割と難しさはこれまでの比ではないが、攻守にチーム浮沈のカギを握る天才には期待しない訳にはいかない。
これ1球前のカットボールがマジで良いボール過ぎたのはあるけど、同じように厳しいインコースに来たカットボールをコンパクトに腕を畳んでスタンドまで運んだのは天才のそれ。#seibulions
— マーカス・鷺ヌーマン (@L_CHC_HOU_16019) March 26, 2021
pic.twitter.com/JrdeSE9wUm
タイシンガー・ブランドン・大河
沖縄→北海道と日本を縦断し何故か埼玉の奥地に辿り着いた強打の内野手。中村剛也の状態が芳しくない中、春季キャンプにOP戦と印象に残るバッティングを披露し開幕1軍を勝ち取った。開幕スタメンは中村に譲ったものの、中村が不調に陥ればすぐさま出番は回ってくる。甘く入った変化球はしっかりとスタンドに運べるため、ストレートへの対応の是非次第で一気にブレークも有り得る。
途中出場の #ブランドン 選手が #オープン戦 ながらも、本拠地メットライフドームで初ホームラン!変化球を見事に左翼席へ運びます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/6N8jw3EAKa
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 17, 2021
栗山巧
押しも押されぬ埼玉西武ライオンズの”伝説”。そして球界トップクラスの男前。2000本安打を射程圏内にして迎える2021シーズンはOP戦から絶好調。森・山川に次いで重要な役割を担うことになり、彼らの成績が戻れば昨季のやや長打よりの打撃から今季はクラッチに寄せた活躍が期待したい。森と山川の成績が例年並みに戻ることを前提とするならば、西武の攻撃はこのベテランにかかっている。
#金子侑司 選手の内野安打をきっかけに先制すると、#栗山巧 選手が追い込まれてから粘りの適時打!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 26, 2021
初の開幕投手 #高橋光成 投手を野手陣が盛り上げます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/VhPz4owVIt
西川愛也
こちらも開幕1軍を勝ち取った期待の若手。まだまだ線は細いが天才的なバット捌きで安打を放つ姿は期待をしない訳にはいかない。ただ、バット捌きが良い故に浅いカウントからも難しい球を追いかけてしまう部分があり、もったいない打席が多い。若手であり、それなりに負荷の少ない打順になることを考えれば、難しい球はある程度諦めて振っていく方が結果としては良い方向に傾くだろう。レギュラー不在に等しい外野手陣の中、一際目立つ打撃の才能の持ち主なだけに今季の活躍とレギュラー獲得に期待したい。
その他、開幕1軍を勝ち取った若手、ルーキー若林楽人や鈴木将平、岸潤一郎といった外野手が絶対的レギュラー不在のポジションにどう食い込んでくるかも注目と言える。主力が期待値通りの活躍を見せ、若手が爪痕を残し、レギュラーに食い込む者も出てくれば自ずと順位も中身もついてくるシーズンとなるのではないだろうか。
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