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「サラリーマン」を楽しむようにフルで活かす一つの生き方

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読むに至った理由


読むに至った理由は3つある。

①Twitterでそのツイートを毎度見させていただいていたmoto(@moto_recruit)さんの出した著書ということで一度読んでおきたかったから。
➁転職や副業については常日頃から考えており、情報収集もしていたがどのサイトも同じようなことしか書いておらず、もっと「実際に転職をした人」の生の声に限りなく近い情報を仕入れたいと思ったから。
③従前のような終身雇用・年金制度が崩壊してきている世の中で、果たして両親や祖父母が良しとするキャリアだけでいいのか疑問が絶えず、これからを生き抜く方法模索していた。本著がその一つの道になると思い、読むことにした。


『転職と副業のかけ算』を読んでのメモ


・「安定」の再定義

・「企業への依存」から「個人で稼ぐ力」へ

・「いつでも転職ができる」「環境が変わってもお金を稼ぐことが出来る」「給料以外の収入がある」という状態にしておくことが重要である。

・著者のキャリアは「お金を稼ぐ」という幼少期の原体験にある。

・「自分の目指す姿」や「やりたいこと」を周りの人に言い続ける。

・機会は「取りに行く」もの。

・デキる人をとにかく真似る。

・組織を成長させる視点

・「その会社の看板」がなくなった時に自分に何ができるか。

・「自分」という会社を経営する経営者の視点に立つ。

・上司の評価<市場の評価

・自分の仕事の意味を理解する。

・自分の値段を意識する。

・市場価値は自分の生産性(=会社の業績を伸ばすための本質を見極めて、効率的に行動する力)を高めることによって上がっていく。

・「今の仕事がつらい、嫌だ」というタイミングで転職してはいけない。
  →転職は「目的」ではなく「手段」

・サラリーマンとしての「経験」を副業のコンテンツに。

行動するか、しないか


『転職と副業のかけ算』を読んで、これから実行すること。


・本著での生産性の意味を理解し、市場価値の向上に努める。些細なことでも業務内の改善点を客観的にな視点で見つけ出し、業績向上を意識した改善案を提案する。

・「会社の看板がなくなった自分」をとにかく意識して、ただの自分になった時なにができるのか、何でお金を稼ぐことが出来るのか問い続ける。「会社の看板があるからできること」と「自分ができること」を区別し、「自分ができること」を増やすかクオリティを高める。

・コンテンツの配信や自らの経験を活用してお金を稼ぐ行動を起こす。noteやブログ、今はやっていないがYouTubeを使い文字や映像のコンテンツとして発信など。


最後に



終身雇用とか安定とか親やその上の代から続くことを私たちも享受していくものだと思っていた。しかし、人口構成の大きな変化でそれらを享受できる未来は恐らく来ない。おそらくそれは多くの人が頭では理解していることで、そんな話をいまさら説法したところで意味はない。でも私含め未だに行動している人の割合は多くない。終身雇用等の従前の分化はそれなりに長く続いていたものだ。頭ではわかっていても「やばいやばいとは言っても実際終身雇用は崩壊しないんじゃないか」「大企業にいれば安定すること自体は変わらないだろう」と現状維持に可能性を見つけ、それに賭けようとしてしまう。

自戒も込めて、従前までの価値や制度が崩れかけている今を生きているからこそ、現状維持ではなくブレークスルーの気持ちで一歩、また一歩と思考し進んでゆかなければならないのではないだろうかと思う。思考し続け、現状に疑問を投げ続け、厳しい時代も生き抜いていこう。

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マーカス・鷺ヌーマン
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