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好きなことを続ける、続けている

3年前のnoteの下書きにこんなことを書いていた。

「ずっと好きだと思っていたもの」

ここ最近、ずっと好きだと思っていたものが好きではないかもしれない、と思った。
ずっと好きだと思っていたものから離れてみても、意外と生きていける事に気づいてしまった。 

3年前ってことは、仕事を始めて1年目。ちょうどコロナウイルスが流行していたとき。

これを書いたときに好きだと思っていたものを、今は正確に思い出せない。
心当たりあるものとしては、たぶん演劇。

演劇との距離感はけっこう変わる。
もう離れたいと思って真剣にGoogleカレンダーを確認するときもあるし、創作の場から離れたストレス(たぶん)で体調を崩すときもある。

じゃあやっぱり演劇が好きなんですか、と聞かれると
「はい、演劇が好きです」というよりはなんか、やっている状態が普通というか。ずっと続けているからきっと好きなんだろうなという、ちょっと中動態みたいな感じ。

松井周の標本室vol.2で『やりたいことってどんなこと』をテーマに考えていたときに、
「やりたいことっていうか、もうやってるんだよね。やってることがきっとやりたいこと」と言っていた人がいて、なるほどって思った。
私にとって演劇はやっている状態が普通で、だからたぶん好きなんだろうって感じ。

演劇の続け方って色々あって、みんなそれぞれ自分に合った方法を見つけている。それを見ると素直にかっこいいと思う。
就活の時期になると、演劇を続けるかやめるか、という究極の2択に迫られる感じがするけど、やろうと思えば意外とやれる。というか、働きながら自分の好きなことをしている人は意外とたくさんいることを知った。
当時の私に言っても納得しないと思うけど。

噂によると演劇には30歳の壁があって、ここを境に演劇を続ける人とやめる人に分かれるらしい。
自分は30歳を超えても演劇を続けているのかは、正直わかんない。その時になってみないと何とも言えない。
でも演劇との距離感について、きっと考えていると思う。

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