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好奇心を持って子育てを

好奇心をもって子育てを楽しみなさい、
と里帰り中に母に言われた。
こんなことしてみたらどんな反応かな?
これを触らせてみたらどんな反応?
ここに立たせてみたらどんな反応?
と。
それで私は裸足を雪につけてみたり、
行楽地の真ん中に置き去りにして様子を見てみたり、
いろいろされて楽しんでもらっていたらしい。

私は日々のお世話に集中し過ぎて、
好奇心をもつことをすぐに忘れてしまう。
そんなときに大助かりなのが、
好奇心旺盛にもほどがある旦那の存在だ。
私が料理をしていると、息子を抱っこしながら近寄ってきてキッチンカウンターを歩かせてみる。
といっても、まだ歩けないので足をつけて歩いてる風の動きをさせてみる。
ご飯中にぐずり始めると、バウンサーごとテーブルに乗せてみる。
仕事中にぐずり始めると、作業中の机の上に寝かせてみる。
お風呂でシャワーを顔にじゃばじゃばかけてみる。
夜のコンビニに連れてってみる。
喫茶店で残った水に息子の手を突っ込んでみる。(最新)
いきなり手が冷たくなった息子は、目をカッとひらいてたいそう驚いていた。
まだ4か月で何も喋れない息子に、
「あーとかうーじゃわかんないよ!!ほらちゃんと話してごらん!」
と話しかけてる姿も目撃した。
泣いている息子に、
「ん?何があったんだい?何があったのかコッソリ教えて?」
とひそひそ話している姿も目撃した。
お風呂あがりに、
「今日のお風呂はどうだった??気持ちよかった??普通??どう??」
と尋ねている姿も目撃した。
旦那の一方通行なコミュニケーションを見ていると、早く成長して2人のやりとりを見たいような、今のままの2人を見ていたいような、複雑な気持ち。

今日はそんな旦那の真似をしてみた。
自分の手をベロベロ舐めっている息子に、
大げさに、とってもびっくりした様子で、
「えっ!!えっ!!うそっ!!この手、そんなに美味しいのっ!!!????」
と聞いてみた。
そしたら息子、大爆笑。
この振りで笑ってくれるとか、めっちゃコミュニケーションとれるようになってたわ。

#日記 #エッセイ #育児日記 #4か月 #男の子育児 #夫婦の話

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