ラグビー
私はあまりラグビーに興味がなかった。
子供の頃に父が大学ラグビーをテレビで観て、大騒ぎして大興奮していたので、少し苦手意識があった。
高校で仲の良かった子はラグビー部のマネージャーだった。
その時も一度もラグビーの試合は見たことがなかった。
その子がラグビーではなく「ラクビー」と発音するのを、いじっていただけだった。
子供の頃、新日鐵釜石の釜石市に住んだことがある。
もっとも身近にラグビーを感じられる場所だったのではないか。
でもラグビーを見たことはなかった。
そんな私がラガーマンだった男と結婚した。
高校でラグビーにはまり、大学から社会人チームでプレイし、社会人になってからもやっていたらしい。
今の仕事はケガをしたら支障が出るからといってやれないでいるが、やりたそう。
ラグビーに苦手意識があった私だが、
旦那とテレビで観戦してみたら、ルールも説明してくれるし、ラグビーの魅力も説明してくれるし、今は完全にラグビー肯定派。
少し前に、ラガーマンが酔っ払って車の下敷きになってしまっても生きていて、もう1人のラガーマンが車を持ち上げて助けたっていうニュースがあった。
生きているのも持ち上げるのも凄い。
旦那が言うには、とにかくラガーマンは強い。
生命力が半端ないらしい。
いろんな方向からぶん殴られるトレーニングをするとか?語弊があったらスミマセン。
走るし、ぶつかられるし、ぶつかっていくし、でも紳士的だし、最高のスポーツらしい。
旦那の今の仕事、灼熱の太陽の下やエアコンがついていない部屋の中で作業しないといけない仕事なんだけど、
熱中症にならない秘訣は何?って聞いたら、
真面目な顔して「ラグビーをやってたから?」って言ってた。
ただラグビーをやっていたせいなのか、太ももがめっちゃ太い旦那は、細身パンツを履いている男性をいつも羨んでいる。
そういった代償もあるのがラグビー。
今日はぜんっぜんチケットがとれなかった(とれるチケットは手が届かなかった)W杯の日本戦1戦目。
家のテレビで観戦した。
「ラグビー選手って目の前でみたら太ももとかめっちゃデカイよ!!り ちゃん2人分ぐらいの太さだよ!!太ももが!!」
って言っていたけれど、
私そんな細い女じゃないし、
きっとチャラい旦那は今まで何人もの細い女性にこのネタを披露していたのだろう。
そして「えぇ〜うっそー!それ言い過ぎ〜!!」とかなんとかきゃっきゃしながら楽しく酒を飲んでいたのではないかな。
そのぐらい言い慣れた感じがあった。
そんな楽しい素晴らしいラグビーをどうにか息子にもやらせたいらしく、
押し付けないようにさりげなく、
息子の最初のボールは丸ではなく楕円形のボールを与えるつもりらしい。
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