キャンプに行きたい

最近またキャンプブームなんでしょう?
子供の頃毎年キャンプに行っていた身としては、
キャンプと聞くとほんっとにワクワクする。
がしかし、
それは両親が持ち物などすべて準備をしてくれていたからであって、
大人になった自分がすべて準備をしていざ行くとするとちょっと気持ちが重くなったりもする…。
でも行きたい!!

ちょうど旦那もキャンプやバーベキューなどアウトドアなことが大好きな人間で、
子供が生まれる前に一度だけ一緒に行ったことがある。
私の両親と東京に住んでいる弟も集合して、
大人だけのキャンプだった。

旦那も小さい頃毎年のようにキャンプをしていたらしいが、準備段階から私の親しんでいたキャンプとはなんか違った。
タープも買いたい!と言った私に、ブルーシートでいいだろ、と言った。
よくないだろ。
トイレ汚くないといいなぁと言った私に、その辺の草むらですりゃいいだろ、と言った。
よくないだろ。
温泉が近くにあるらしいからお風呂セットを持って〜…と準備していた私に、キャンプでは風呂なんか入らんだろ、と言った。
入ってもいいだろ。
そう、私が小さい頃から行っていたのはオートキャンプ場で、
車でテントの区画まで行くことができ、綺麗に整備されたテントサイトに、温泉に、綺麗なトイレと炊事場、
そんな当時のイマドキキャンプだった。
(今のイマドキは、飾ったり、照らしたり、なんか凄そうですよね)
旦那はボーイスカウトで鍛えられた、謂わば野生キャンプ。
テント張って、穴掘って、火起こして…って感じだったらしい。
なんなら飲み水も自分で作るのかも。
お義父さんは竹でパンも作れるし、川岸で子供だけで1泊させたこともあるって言ってた。

そして当日の旦那はというと、テント張るのが異様に速かった以外は、普通にバーベキューして普通に温泉入って普通にトイレ使ってたし普通に酔っ払って寝てた。
翌日は雨がザーザー降ってる中撤収作業したんだけど、
私だったら「うわぁ濡れたまま車に乗せるの?」「泥だけでも拭いたら…?」とか考えちゃって動きが止まってしまいそうだけど、
野生キャンプに慣れてる旦那は異様な速さでテントを畳みブルーシートでうまい具合に包み込んで車にボサっと置いて、
私の家族のテント畳むのを手伝ってた。
傘もさせないから、頭からゴミ袋を被って目と鼻のあたりに穴をあけて。
そして帰りは、ビッショビショになったジーンズを脱いで、私の母から借りた母のパジャマを履いて歩いてた。
ゴミ袋を被ってテントを畳んでいた旦那、
そして私の母のパジャマを履いて歩いている旦那を見て、
こんなに適当でいいんだ…!
なんとかなるんだ…!
と心から旦那を尊敬した…(笑)
こんな旦那となら、自分たちで一から準備するキャンプもなんとかなりそうだ、とまた行きたくなるのです。

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