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【無料版Gemini編②】若さってなんだ!無料でも表データが集計できることさ!ーGoogleサイトで作るグループウェア(155)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①Gemini無料版と有料版の違い

 無料版Geminiでは、基本的にGoogleスプレッドシートなどの表データを読み込むことはできません。ぐぬぬぬ・・・
 たけど、ここで止まってはいけないぜ!
 ということで、簡単に読み込める方法を2つ見つけたんだ!

あばよ有料!よろしく無料!

 1つ目は、スプレッドシートからコピーして、プロンプトにそのままペーストすることです。
 2つめは、スプレッドシートからコピーして、Googleドキュメントに貼り付け、@Googleドライブで呼び出すことです。

表データ

②表データのコピペ

  いつものところから、サンプルデータをコピーします。

 無料版Geminiのプロンプトにそのまま貼り付けます。
 すると、自動的に概要の分析が始まります。

表データをコピペ

③クラスごとに科目別平均点を出させる

 次に、ピボット集計をしたいので、プロンプトに「縦を科目、横をクラスにして科目別平均点を集計してください」と入れます。
 すると、4月と6月を合算したクラス別科目別平均点の集計表ができます。(縦横が逆になる場合があるので、そのときは縦横を逆にしてくださいといれます)
 残念ながら、グラフを作る能力はありませんが、表はそのままGoogleスプレッドシートで出力できますので、開いたスプレッドシート上でグラフを作ります。

ピボット表
グラフは手動

④@Googleドライブからの呼び出し方

 データはあらかじめGeminiSampleと言う名前で、Googleドキュメントにコピペしておきます。
 プロンプトには、「@Google ドライブ GeminiSampleを要約して」といれることで、Googleドライブ内のGeminiSampleを読み込み、要約させます。

Googleドライブからのファイルの読み込み

 次に、「GeminiSampleを、縦は科目、横はクラスで科目別平均点を集計してください」と入力して、ピボット表を作らせます。(縦横が逆になる場合があるので、そのときは縦横を逆にしてくださいといれます)
 ピボット表ができたら、スプレッドシートにエクスポートさせて、手動でグラフを作ります。

ピボット表(縦横逆に指示後)
グラフは手動

⑤おわりに

 いかがでしたでしょうか?
 有料版では、Pythonでグラフまで一気に作れましたが、無料版はグラフまでは作れませんでした。
 無料版は、有料版と比べて、結構手間が多くなりますね。でも無料でもここまで表データが読み込めてピボット集計が可能
です。
 無料でもなんとかなる!

 今後も無料版がどこまで使えるのか、探っていこうと思います。

無料版を探る


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