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Geminiにデータ分析機能が追加!驚きの仕組みとは!ーGoogleサイトで作るグループウェア(118)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①Gemini Advanceでデータ分析機能が追加

 有料のGeminiAdvance(月2900円)がアップデートして、データ分析機能が追加されました。

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2024.05.21

Gemini Advanced 限定機能: データ分析

  • 更新内容: 複数のスプレッドシートをアップロードして、迅速にデータを処理・探索し、プレゼンテーション用のグラフを作成し、詳細な分析を行うことができます。Google スプレッドシート、CSV、Excel ファイルを Google ドライブから、またはデバイスからアップロードすることができます。

  • 理由: 効率的にデータを処理、探索、分析、可視化して、注目すべき点を短時間で見つけることができます。

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②実際にやってみた

 ということですので、実際にやってみました。
 サンプルデータはこちらから取得しました。サンプルデータはGoogleドライブ内にGoogleシートで保存しました。

 コピペして、sampleと名前をつけました。内容は以下のようになっています。

sample

 次に、GeminiAdvanceを起動します。
 プロンプトの中に、ファイルをアップロードできるようになっているので、このドライブから追加を選択します。

ドライブから追加

 sampleファイルが読み込まれました。

sampleが読み込まれた

 プロンプトに、「データ分析して、グラフを作れ。クラスごとに、科目別の平均値を出して、それを積み重ね棒グラフにしろ。」入れて実行します。

プロンプトで指示

 しばらくすると、回答とグラフが出てきました。
 なるほど、3年1組が成績の良いクラスなんですね。

回答結果

 ちなみにグラフは画像での保存、カスタマイズ、表での表示が可能です。

カスタマイズ

③さらに分析すると驚いた!

 さらに、「全てのデータの中で、最も成績のいい人はだれですか?」を実行しました。

さらに分析

 なるほど、Cさんなんですね。
 ん?ここで、右側に「コードを表示<>」と表示されているのに気づきました。クリックすると・・・
 な、な、なんと!Python言語の分析コードが現れました!

中身はPythonで出来ていた

 
 慌てて、最初のデータ分析とグラフ化のコード部分を見てみると、
 最初にPython言語の統計分析用のPandasライブラリを読み込んで、データフレームにしていますね。

Pandasライブラリ

 その後に、altairライブラリグラフ化しているようです。

Altairライブラリ

③おわりに

 この仕組みとしては、アップロードしたデータを元に、プロンプトに書かれた言葉をGeminiが解釈して、Pythonコードを出力し、動かしているようです。
 なんとも、驚くべき仕組みですね!

 Pythonの統計解析用Pandasライブラリを使っているので、たしかにデータ分析もできると大手を振って言って良いと思います。
 これで、会社や学校等でデータ分析が簡単にできそうですよね!

 いやはや、それにしても、すごい時代になったもの
ですが、データ分析を十分理解していないと、おかしな分析をする人が続出しそうです。

データ分析が簡単にできる世界

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