【DX×AI】で学校の何が変わるのか?②ーGoogleサイトで作るグループウェア(128)ー
🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!
この記事を読んで欲しい方
企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方
①カーン・アカデミー創始者のTEDでの公演
これは、1年ほど前にKhanAcademy(カーン・アカデミー)創始者のサルマン・カーン(Salman Khan)氏がTEDで公演した時の動画です。
色々と教育の未来についてお話されていますが、スライドの中に、驚くべき情報が入っていることはお気づきでしょうか?
原著:https://facultycenter.ischool.syr.edu/wp-content/uploads/2012/02/2-sigma.pdf
これは非常に古い論文ですが、ここに出て来るのは、3つの教育のやり方の比較です。
従来型:生徒は教師 1 人あたり約 30 人のクラスで教科を学習します。生徒の成績を評価するために定期的にテストが行われます。
習得学習型:生徒は、教師 1 人あたり約 30 人の生徒で構成されるクラスで教科を学習します。指導は、従来のクラスと同じです (通常は同じ教師が担当)。形成的テスト (従来のグループで使用されるものと同じテスト) がフィードバックのために実施され、その後、修正手順と並行して形成的テストが実施され、生徒が教科をどの程度習得したかが判断されます。
個別指導型:生徒は、生徒一人につき(または同時に 2 人または 3 人の生徒につき)優秀な個別指導員から教科を学習します。この個別指導の後に、習熟度学習クラスと同様に、形成的テスト、フィードバック修正手順、並行形成的テストが定期的に行われます。個別指導では修正作業の必要性が非常に少ないことに注意する必要があります。
②従来型や習得学習型教育には限界がある
縦軸の高さは達成度、横軸は3つのクラスの達成度の分布です。
分布がきれいな山型になっている一番左が、従来型です。
習得学習型は、従来型よりも少しは良くなっています。
ところが、個別指導型は、達成度の平均値が従来型の2標準偏差を超えて非常に高くなっていました。
これは、個別指導型の方が達成度が高くなるということです。
まあ、教師の方なら、こう言うことでしょう。
「だって、個別に教えてくれるチューター(補助教員)がたくさんいたら、こうなるのあたりまえだよね。」
「でも、そんなチューターを雇うお金、学校のどこにあるの?」
③AIがチューター(補助教員)になる日
さて、ネットの世界では、IT好きのインフルエンサー達が、AIは人間の仕事を奪うと、今日も大騒ぎしています。
ですので、AIが教育に入ってくると、教師の仕事がなくなっちゃうと、密かに思っている教師の方は、結構多いのではないでしょうか。
しかし、本来の教育の目的やゴールは、生徒の達成度をより高めることでしたよね?
つまり、AIチューターを個別指導に応用すれば、従来型や習得学習型の学校教育プログラムを個別指導型に【安価に】転換することが可能になるのです。(月3000円で人間の補助教員は雇えません)
まさに、TEDでのカーン・アカデミーのサルマン・カーンは、AIの発達で、それがようやく見えてきていると強調しているのです。
AIチューターは、現実的に学校に個別指導型教育を持ち込む大きな一歩なのです。(私も、AIチューターを授業にどう取り入れられるのかを模索しています)
そして、現場の先生方は安心してください。個別指導型の塾はなくなるかもしれませんが、集団教育はなくなることはありません。
そうしないと、親が働けなくなりますからね。
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