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雨の音ときゅんとすること。
雨の日がすき。
夜の雨なんて最高だ。
ぼーっとする時間が必要だけど、
”何にもしない時間”を作り出すのは難しくて、
つい頭の中であれこれと考え事を膨らませてしまう。
そんな時に、雨音は考え事とともにぽつぽつと降り流してくれる。
過去の嫌な出来事や言葉。
反対に私が誰かを傷つけた行いや言葉。
頭でぐるぐるとまわって、まわってしょうがない時。
そんな時はどんな音楽よりも雨音が大活躍だ。
「雨の音は胎内の音に似ている」と聞いた。
私は雨の粒が大きくて、激しい程に落ち着く。
私の母の胎内はきっと大嵐だったのでは。
もうひとつ、恋のお話。
大好きな恋愛韓国ドラマを見返して、
おひさしぶりに、”きゅん”っとして胸が苦しい。
ずっと一途な両片思い状態の2人が、
色々な困難を乗り越え、やっとお互いの想いに気づき結ばれるストーリー。
見終わってからも頭の中でシーンを思い返し、
「目があったね!」「手を繋いだ!」
「好きだって!!」って一喜一憂して、
きゅんっとする気持ちが止まらない。
そもそも私は”恋愛”ってものに興味が強いのだとも思う。
また別の恋愛リアリティーショーでは、
恋愛の熱はちゃんと下がって冷めていくもの。
人生の先輩が話している姿をみた。
冷めていくだけではないが、
恋愛の感情は時間ともにそれぞれ変わっていくものだ。
今の私にはもうきゅんっとドラマのような、
手が触れた時、笑顔を見た時、2人きりになった時、
溢れ出す嬉しさと緊張、どうしようもない胸高まり。
を自身の体験で感じることはなくなっている。
学生の頃、家に帰ってひとりでジタバタと嬉しさを嚙みしめていた時をドラマのシーンと重ねて懐かしく、穏やかにほんの少し寂しい。
だから、
今きゅんっとする気持ちで溢れること。
過去の自分を思い出せて、なんだかとっても嬉しい。
とうぶんはこの気持ちにぬるく浸りながら、過ごそう。