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『稲盛和夫一日一言』1/12 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。文末に、過去2年分のレビューを掲載しておりますので、本日分と併せてご一読ください。

 1月12日、今日の一言は『経営はトップの器で決まる』です。

 経営者の人格が高まるにつれ、企業は成長発展していきます。私はそれを「経営はトップの器で決まる」と表現しています。
 会社を立派にしていこうと思っても、「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」というように、経営者の人間性、いわば人間としての器の大きさにしか企業はならないものなのです。

 立派な人間性を持った人物を得ることができるかどうか、また育てていくことができるかどうかは、ひとえに経営者である皆さん自身の器にかかっています。
 「割れ鍋に綴(と)じ蓋(ぶた)」と言うように、トップの器の大きさに応じてしか人材は集まりません。トップが「割れ鍋」程度の器であれば、その割れ鍋に合った「綴じ蓋」のような人材しか得ることはできません。また、トップの器、器量の分にしか会社も発展することはありません。
 ですから、立派な人間性を持った人材を得たいと思えば、まずはトップである皆さん自身が心を高め続けなければなりません。そうして自分の人間性、人格、哲学、考え方といったものを向上させていく努力を重ねることで、自らの器が大きくなっていきます。
 そして、その器の大きさに応じて、立派な人材が育ち、後継者にも恵まれ、事業を安定的に伸ばしていくことができるのです。それはまさに、「心を高める、経営を伸ばす」ということそのものだと思います。

2016年 盛和塾第24回世界大会 塾長講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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