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『稲盛和夫一日一言』10/5 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月5日、今日の一言は『実力主義』です。

 組織を運営していくうえで重要なことは、本当に実力のある人が、その組織の長につくことである。温情主義により、実力のない人物を、年長だという理由だけでリーダーにしたのでは、会社経営は行き詰まり、全従業員がその不幸を背負うことになる。
 たとえ十分な経験がなくても、素晴らしい人間性と能力を有し、仕事に対して熱意を持ち、人間として尊敬され、信頼される人物を適材適所に配置してこそ、会社は厳しい競争に打ち勝ち、成長することができる。

 本当に力のある人とは、職務遂行の能力とともに、人間として尊敬され、信頼され、みんなのために自分の力を発揮しようとする人です。
 そうした人が組織の長として場や機会を与えられ、その力を十分に発揮できるような組織風土でなければなりません。そうした実力主義によって組織の運営が行われれば、その組織は強化され、ひいてはみんなのためになっていきます。
 年功や経歴といったものではなく、その人が持っている真の実力が、すべてを測る基準となるのです。

『京セラフィロソフィを語るⅠ』(稲盛和夫著 京セラ経営研究課編/非売品 2001年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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