【Consulting+1】座学と実践で作る「両利きの成長」
リグリットパートナーズ独自の強みである「コンサルティング+1」の活動は幅が広く、一言ではとても表せません!
その1:「新卒採用業務」編
そこで各活動に携わる方々にインタビューした内容をこちらでご紹介しています!
第2弾インタビューは「トレーニングチーム」に携わるシニアマネージャーの橋本大気さんです!
「トレーニングって何?」という方や、「リグリットの育成ってどういうものだろう?」ということが気になる方、ぜひご一読ください。
元ミュージシャンは新境地としてコンサルタントに挑んだ
―まず、橋本さんの自己紹介を簡単にお願いします。
橋本大気です。よろしくお願いします!
2020年にRegrit Partnersに入社したのですが、以前はミュージシャンとして活動していました。その後システム系の会社を経て、30歳を超えて未経験でコンサルタントになりました。
※橋本さんのミュージシャン時代の話はぜひこちらをご覧ください。
現在はシニアマネジャーとして、人事系の2つのプロジェクトを統括しながら、トレーニングチームの責任者をしています。
ー思い切ったキャリアチェンジですよね!音楽は今もされているのですか?
今はやっていないのですが、娘がピアノを始めたのでまた再開しようかなと考えています。
そのうち親子セッションが見られるかもしれませんね(笑)。
リグリットの「トレーニング」は座学に終わらない
―トレーニングチームでは具体的にどういうことをしているのですか?
社員のベーススキルをアップさせるために、コンサルタント育成のためのトレーニング作成&研修講師を行っています。
私が責任者として携わりながら、役員数名にもアドバイザリーとして入って関わっていただいているのが特徴です。
トレーニングの具体的な内容は新卒で入社したメンバー向けの研修や中途入社メンバー向けのオンボーディング、加えてコンサルタントに必要となるベーシックスキル研修やテーマ別のIT講座などです。
ー社内の育成体系などは、候補者の方からもよく聞かれる重要なポイントです!トレーニングチームが生まれた背景などを教えてください。
私が入社した2020年当時、「とある領域に特化はしているがコンサルタント未経験」というメンバーが多かったんですね。
彼ら彼女らの専門性を活かしてほしいとは思いつつ、コンサルタントとしての基礎である論理的思考力やタスクマネジメントに慣れないために、宝の持ち腐れになっている状況を感じていました。
そういう方々の能力を活かして活躍してもらう為にも、コンサルタントとしての基礎トレーニングが始まったんです。
―研修というと、講師からのレクチャー、 e-learningのようなイメージですが、リグリットの研修スタイルはどうなっているんですか?
できる限りレクチャー形式ではなく、演習やワークショップ形式にしています。
研修では何か特別なことを伝えているわけではなくて、リグリットメンバーにレベルアップしてほしい「論理的思考力・ドキュメンテーション・プレゼンテーション・タスク管理」が中心です。
「知っていることと使えることは別問題」といわれるように、研修で伝える内容もいかに習得して自分で使いこなせるかが重要だと思っています。
そのため、ワークショップや演習を通じて体感することで、自分がどの程度できたか、できなかったかという課題意識を持ってもらえるように設計しています。
しかも、これらのコンテンツはすべてトレーニングチームが内製で作っています。
受講者が「全然できなかった」という感想だけだとモチベーションに関わるので、研修参加者の満足度を高めることも意識しながら研修を作っているんです。
―内製しているってことは、世の中にすでに存在しているコンテンツだと不十分なんですか?
その質問を待ってました!
そういうわけではなくて、ここにはリグリットの研修に対する考え方を反映させています。
社長の山木も良く言っていますが、研修って結局コンテンツがあるだけだったら誰も活用しないんです。
多くの人が英語を話せるようになりたいけれど勉強しないのと似ていますかね。
要するに、人は必要に迫られないと本気で学ばないものだと思っているんです。
なので、実際にコンサルタントとしてOJTで高い壁にぶつかってもらって、その時に自分の弱点を課題解決できるようなトレーニングの仕組みを作りたいんです。
内製しているのは、社員のその時々の課題に応じて研修内容をアップデートし続けたいからで、リグリットの研修は常に座学と実践の「両利きの成長」を後押しするものにしたいと思っています。
人を育てることは簡単ではない。組織開発上の悩みと得られるもの
ー研修設計はかなり難しいイメージがあります。若手で+1活動に参加した人は、この難しさにどう関わっているのでしょうか?
確かにコンテンツの全体設計自体は優秀なメンバーが必要です。自分ができていないことを人に教えることはできないですからね。
そのため、全体設計は責任者が行っていますが、その中の個別ワークの内容や、配布するペーパーの内容は若手メンバーが担当していて、すべて主体的に作ってくれています。
コンテンツ企画段階で社内テストマーケティング(有志に研修に参加してもらう)を行ったり、ナレッジを蓄積する為に社内の有識者に頼んだり、若手メンバーもチームで協力して一つのコンテンツを作れるようにしています。
ーこの+1活動から得られるものや、コンサルワークに活かせることはどんなものがありますか?
たくさんありますよ!
まず、研修設計を経験したことによって、クライアントに対して、自分も事業の内側にいる人間として物事を語れるようになります。
コンサルタントは基本的に外部から関わる立場です。コンサルティング経験によってビジネスについて詳しくはなりますが、実際に出来るようにはなりません。
外部から課題解決をすることと、内部で取り組みを推進することは異なるスキルや責任が求められるからです。
内部で変革を推進しているクライアント担当者に対峙するとき、自分が会社づくりの経験をしていないと本当に自分ごととして語れないので、クライアントと苦労を分かち合えないんです。
そのため、+1活動は事業のリアルや社員育成の難しさ、現場を巻き込む苦労を経験した人間としてクライアントと腹を割って話せるようになるとても良い体験です。
また、人材開発は各社似ている課題があるので、特に人事系のコンサルティングに携わる自分にとっては、その経験がビジネスに活きています。
それと、社内研修で使用しているコンテンツをクライアントに提供させていただいたこともありました。内部で作成したコンテンツがクライアントの課題解決にもつながったのは嬉しい経験でしたね。
総じて、メンバーの育成や仕組み作りってコンサルタントとは違う頭を使うと感じています。
若いうちから会社づくりの意思決定経験を積めることは魅力的だと思っています。
今後の野望と展望
ー今後数年でトレーニングチームをどのようにしたいと考えていますか?
ここまで、未経験で入社しても最低限コンサルタントとして活躍できるための育成体系は作ってきました。
今後は、どう他ファームとの差別化を図れるかというテーマや、より一層強みを伸ばせるような研修体系を作るというテーマにも挑戦したいと思っています。
「リグリットパートナーズがこんなに強い理由は教育体系が整っているから」と言われるくらい充実した状態にしていきたいですね。
ー今後、トレーニングチームではどのような人に活躍してもらいたいですか?
今あるコンテンツや新たなコンテンツを習得したいという方や、成長意欲のある方にぜひ来ていただきたいです。
人に教えることが一番の学びになると言うように、成長したい人にはとても向いている活動だと思います。
また、さきほども話しましたが研修コンテンツのソリューション化も行っています。
研修ビジネスは1日100万円くらいするものもあるので、新しくビジネスのスキームを作りたいという方にも面白いと思います。
―橋本さん、ありがとうございました!
トレーニングチームについてご理解いただけたでしょうか?
一段と成長実感を得られると感じていただけたのであれば、とても嬉しいです。
リグリットパートナーズでは、今回のトレーニングチーム含め、多数の+1活動にコンサルタントをしながら参加することが可能です。
より多くの経験をしたい、早くから経営者のような意思決定を経験したい、という方、ぜひご応募をお待ちしております。