【Consulting+1】論理と情理が交わるリグリットの組織創り
リグリットパートナーズ独自の強みである「コンサルティング+1」ですが、よく候補者の方から詳細について質問頂くことが多いです。
先日はこの+1活動の1つである「新卒採用業務」と「トレーニング」についてご紹介しました。
Consulting+1~新卒採用~
Consulting+1~トレーニング~
第三弾インタビューは「経営管理コミュニケーション」に携わるコンサルタントの伊藤渉平さんです!
+1活動の具体像を知りたい方や「経営管理コミュニケーションって何?」という方、ぜひご一読ください。
クライアントの課題解決に貢献したいと悩みぬいたら、リグリットパートナーズに辿り着いた
ーまず、伊藤さんの経歴を教えてください
伊藤渉平です。私は鉄鋼系の専門商社で営業をした後、2社目は大手総合人材企業に営業として転職しました。
その後、コンサル未経験でリグリットに入社してからは、大手メーカー様の業務改革をご支援しています。
プライベートでは最近娘が生まれて育児にも一生懸命です。
本日はよろしくお願いします!
ー中途採用で入社されましたが、リグリットパートナーズに入ろうと思った理由は何ですか?
2つあって、一つ目はクライアントへの貢献度の高さです。
自分の仕事における軸として、「いかにクライアントの課題解決に貢献できるか」を大事にしたいと思っています。
ですが、前職では40社ほどクライアントを担当しており、1社に深く入り込むことができなかったのです。
もう1つの重要な軸は「人」。
転職活動の時、実はリグリットと並行して他ファームの選考も受けていました。
どちらも最終選考に進みましたが、面接で社長の山木と話した時、自分の5歳年上である山木は正に「自分が5年後に目指したい姿」だったんですよね。
その時にリグリットのレベルの高さを感じて入社を決めました。
経営管理コミュニケーションとは全社に向き合う組織創り
ーでは、本題の+1活動について教えてください。経営管理コミュニケーションチームってどんなことをしているのですか?
最終的な目的は社員のエンゲージメントを高めることで、その為に社員のコミュニケーションを活性化させる活動をしています。
例えば、Grit Times(毎月1回の全社会)に加え、グリギャザ(毎週金曜のランチタイム)やアフタヌーンティ(自由参加の立食ティータイム)、アワード(社内で頑張った人を表彰)など、社員がコミュニケーションを取れる“場”を作る取り組みを進めています。
会社が大きくなるとどうしても社員の顔が見えづらくなってしまうのですが、気軽に集まれる機会を作ることで、偶発的なコミュニケーションを生むきっかけを作りたいと思っているんですよ。
ー社内コミュニケーションは重要ですよね!この活動が発足した背景を教えてください。
実は元々は1つのチームとしての活動ではなくて、色々な活動が合体して今のコミュニケーションチームになったんです。
私が入社した2020年ごろから、全社会(今のGrit Times)やアワードは行われていたんですが、会社の規模が大きくなってくると、フェーズ毎に経営課題が生まれるんですよね。
コンサルティングファームの特徴でもありますが、アサインされるプロジェクトによって情報の差が生まれやすいんですよね。プロジェクト内の人としかコミュニケーションが生まれなかったり、常駐案件に携わると誰もその人のことを知らないということが起こるんです。
プロジェクトによって社内コミュニケーションの差が生まれたり、魅力ある人が多いのにあの人の魅力がわからない、あの人はめちゃくちゃ頑張っているのにスポットライトが当たっていない、など。
そんな環境格差を変えていきたいと思ってはじまったのが今のコミュニケーションチームの原点です。
アワードでは、毎月いくつかの切り口で表彰が行われて、例えば「毎月最も感謝を送った人」「毎月最もGrit(やり抜いた)人」など、リグリットのカルチャーを体現した人にスポットを当てるんです。これの企画から実行まで行って、社員一人一人が喜んでいるのを見るとやっててよかったと思いますね。
ー伊藤さんはなぜこの+1活動を選んだのですか?
それが意図して選んだわけではなくて、気づいたら今のポジションにいたんですよ(笑)。
実は前職では部下や同僚が60人くらいいたんですが、その全員の人柄や趣味を把握してたんですね。
釣りに行くなら○○さんで、ドライブなら○○さん、この業界については○○さんみたいに、一人一人の個性や強みを活かすのが好きだったんです。
リグリットは素晴らしくてめちゃめちゃ面白い人が多いのに、クライアント常駐などでオフィスにいないと、その人の良さが伝わらないんですよ。
それがすごい勿体ないって思ってて、リグリット入社当時は社内報を勝手に作っていました。
で、気づいたら活動がどんどん大きくなって、今のポジションにいるという感じですね。
ーコンサルワークと+1活動の両立はどうですか?
タイミングにもよりますが、コンサルワークと+1活動の割合は8:2くらいです。プロジェクトの状況によって+1活動にかける時間は日々調整しています。
若手メンバーもプロジェクトと+1活動の割合は同じくらいですが、メンバーによっては+1活動の比率がもう少し高い人もいます。
このチームの良いところは、全員がモチベーション高く主体的にできる業務を進めてくれるので、全員が全員を助け合うような、そんなカルチャーを作れている気がします。
+1活動で得たのは150人分の意思決定をする経験
ーコミュニケーションチームの活動はクライアントワークに活かせていますか?
もちろんです!23年3月現在、社員が約150人いますが、150人の社員全員を動かせる企画を考えることができるのは本当に良い経験です。
他社だと役員レベルの方が社内コミュニケーション課題を持ち、社員はそれを実行するためのオペレーションを担うことが多いですが、ここでは1年目の社員が課題意識を持って、企画に落として、それを実行していますからすごい環境だと思います。
ーちなみに、伊藤さんが行った一番大きな施策は何ですか?
毎月行っているGrit Times(全社会)もありますが、やっぱり一番は忘年会ですね。
ー忘年会!良い会場借りて盛り上がりましたよね。運営の裏側ってやっぱり大変なんですか?
もちろんです!大変なことは色々あったんですが一番は会場選びですね。
忘年会を行う上でまず大事になるのが会場選びなんです。アクセスが良くて150名以上を収容できる会場は限られてますからね。
全社員の日程を抑える都合上、会場の予約を1週間以内に行わなければならず、1日で20会場以上に電話をし、予算や日程のすり合わせを行い、候補会場には下見にも行きました。
ただ結果としては良い会場が見つかり無事開催することができましたし、300万円以上の予算を意思決定者として先導出来たのはいい経験でした。
コンサルティングをしていると、最終意思決定に携わることは多くないのですが、自社の組織運営で意思決定ができたので、事業会社にいたような動きも出来たと思います。
ー他にはどんな大変なことがありましたか?
そうですね、チームメンバーが企画したコミュニケーション施策で、社員の盛り上がりが低く、運営と現場の温度感にギャップがある時は苦労しました。
ギャップはあること自体は改善すべき課題なので問題ないのですが、頑張っている施策が空回りして、若手メンバーが落ち込んでしまうのを見るのと自分のフォロー不足を痛感します。
ただ有難いことに、リグリットの社員は取り組みをちゃんと見てくれていて、毎回多くの社員がフィードバックやコメントをくれるんですよね。
そういった現場からの声と、チーム内でのPDCAを繰り返して施策のアップデートをし続けていきたいですね。
経営管理コミュニケーション運営を一緒に頑張ってくれる方、絶賛募集中!
ー伊藤さんは将来コミュニケーションチームをどうしていくお考えなのでしょうか?
他チームとの連携もあるので私だけでは何とも言えないですが、エンゲージメントという観点でいうとリグリットには複数の取り組みがあります。
このコミュニケーションチームをはじめ、学び合いの場を作るナレッジマネジメントチームや研修チームもあります。
そのような組織開発系のチームが合体して、ゆくゆくは“人材開発チーム”になる可能性もありますよね。
リグリットの+1活動の良いところは、その時の経営課題を自分たちが解決することなので、これから入ってくる社員や既存の社員が主体的に取り組みを起こしていって、全く新しいチームになることも十分に考えられます。
今後はそういう想いを持った人に暴れてほしいですね!
ー伊藤さん、ありがとうございました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。経営管理コミュケーションチーム、とても楽しそうですね!まだまだ他の+1活動もご紹介しますので、どうぞお楽しみに。