自身が描く理想のコンサルタント像を目指して
今回は、現在メガバンクの事業戦略支援プロジェクトに携っているAssociate Managerの脇坂さんにインタビューを行いました。複数の転職経験を持つ脇坂さんだからこそ感じることができた、リグリットの魅力についてご紹介しています。
これまでのキャリアや、転職を決めた理由、リグリットでの仕事内容についてご紹介していますので、リグリットで自分の理想とするキャリアを実現することができるのか、気になる方は是非ご一読ください。
記事のインタビュアー:リグリットパートナーズ採用担当福井
1.入社までの道のり
「机上の知識だけでは歯が立たないはがゆい思いを経験」
―まず、自己紹介をお願いします
2022年5月に中途入社しました、脇坂哲と申します。
よろしくお願いします。
1社目では食品流通会社でスーパーバイザーとして店舗運営を経験した後、2社目でベンチャーのITコンサルティンング会社に勤め、当社で3社目になります。
―前職で初めてコンサルティング会社に入られたのですね。
学生時代は理工学部でしたが、理系の視点で経営を考える勉強をしていたので学生の頃からコンサルタントには関心がありました。
コンサルティングは未経験でしたが、ご縁のあった会社が社員30名くらいの小規模なところで、未経験者も歓迎される環境でした。
またプログラミングの知見もあったので、ITコンサルティング会社であれば知見も活かしながらコンサルティングにも携われると思ったのも入社の決め手でした。
―どういった仕事をされていましたか?
大きく分けて2つあり、1つは自社で案件を取ってくるもの(直案件)、もう1つは取引のあるSIerで受注したPMO案件の下請け(二次請け案件)でした。
直案件は規模も小さく、ペーパーレス化を目的としてシステムに乗せていくようなものがメインでした。お悩みを聞くレベルから始まり、プロダクト選定と実行の支援を行っていました。
一方で二次請け案件では、PMOとしての役割ではありますが、大手自動車メーカーのCRM導入プロジェクトでの要件定義、クラウド移行プロジェクトや業務アプリケーション導入におけるプロセス設計などを担当していました。
―仕事に関わってみての感想を教えてください。
とにかく大変でした(笑)。学生時代に学んだITの知見だけでは全く役に立たないことを思い知りました。
私は中途入社なので、会社では即戦力としての力が求められます。それ以前は全く違う業界にいたので、ビジネスの商流の知見がない中でキャッチアップして、内容をヒアリングし把握するのが大変でした。
自分より年上の人しかいない環境の中でコンサルタントとしてバリューを発揮していくのは大変でしたが、やりがいはありました。
一方、学生時代に想像していたコンサルタントは、戦略案件に携われるイメージがありましたが、実際にはなかったです。
上流から入って支援するイメージがありましたが、実際にはそれもありませんでした。
2.転職の決め手
「より上流を目指して」
―リグリットへの転職を考えたきっかけは何ですか?
まず、先ほどお話しした上流から入って支援したいと思ったことが理由です。
また、前職では課題への解決策がITに限定されていました。ITという枠に限らず、本質的な課題に向き合って解決策を考えることを経験したいとも考えていました。
前職で思っていたのは、プロダクト導入ありき・開発ありきのITコンサルティングって本物のコンサルティングではないということでした。
上流から案件に関わること、解決策ありきではなくイシュードリブンで課題に向き合える力をつけることで、自分の視座が上がり、成長することができるという考えが根底にありました。
「自分の理想を実現できる環境がリグリットだと思った」
―転職活動を通じて、当社への入社を決めた理由を教えてください
転職先には、自分の理想とするコンサルタント像が正当に評価される環境を求めたいと思っていました。その為、選考を受ける先に評価基準を確認していましたが、当社はコンサルタントとして成長する為にどのようなスキルが必要かが定性的にも定量的にも一番明確な評価軸を置いていました。
コンサルタントとしてどうやって成長していけばいいかが分かりやすく、目標も立てやすいと思いました。
また、これまでPMO案件をかなり担当しそれ以外の案件に携わる機会を求めていたので、他社と比較してPMO案件の割合が少なく、業務改革やDX案件が多いのも当社への入社を決めた理由の1つです。
3.入社後について
―当社に入社して最初はどんな仕事に携わりましたか?
一番最初に入ったのは大手総合商社の基幹システム刷新のPMO案件でした。
またPMOか(笑)とは思いましたが、グランドデザイン策定から開発までを当社が一次請けで携わる案件で、これまでとは難易度が桁違いだと感じましたね。
トータル約2年半プロジェクトで、その中に私は後半の1年半弱入りましたが、成長実感を強く感じ、自身が思い描いていたコンサルタントに一歩近づくことができた気がしました。
「理想のコンサルタントに近づいている実感」
―今携わっている業務について教えてください。
現在は、メガバンクのオウンドメディアを法人営業部隊と連携して有効活用する事業戦略支援プロジェクトに携わっています。
クライアントはオウンドメディアを導入していたものの、実際にどう活用していくかを決めていないまま運用していました。その状態のところに当社が入り、戦略策定から実行支援まで携わっています。
オウンドメディアにはビジネス支援サービスや動画、信用調査割引サービスなど多くのコンテンツが掲載されていますが、顧客ごとの利用情報を法人営業部隊に連携することで、ビジネス機会を創出できるようにしました。
―支援内容についてもう少し教えてください。
オウンドメディアの活用戦略決定後、それを実行する為の支援もしています。
たとえば、コンテンツ利用履歴は貯まるものの、それを抽出してどう分析していくかの手法がなかったので、その支援も行っています。
一例としては、SDGsに関心がありそうな履歴が多くあればそれにタグを付け、集計していく為の業務・システムを設計しています。
また、何十万といる法人の中で現在利用している会員数は数万社で、かつ減少傾向にあるため、会員数をどうやって増やしていくか、また会員費以外になにか収益が得られないかなども継続して検討しています。
―メガバンク支援を通じて脇坂さんが得た学びは何ですか?
メガバンクでは、戦略ファーム含むその他大手コンサルティング会社を使い慣れており、常に他の大手競合他社と比較されながら戦っているような状況です。直ぐにリリースされる危機を感じつつも、その分アウトプットはかなり磨かれたと思います。
また、銀行ならではの特徴で承認フローが多いので、それを見越して前倒しで動いていくことを学びました。前倒しで動かないと停滞してしまうので、自分が止めるわけにはいかないというプレッシャーと戦っています。
現状まだ続いているプロジェクトですが、支援したことに対してお客様から感謝の言葉をいただけたことが一番嬉しかったですね。
学生時代から思い描いていた「100%お客様に向き合い、それが100%評価される」状態に近づけたと実感できました。
「実力が正当に評価されている」
―会社から正当に評価されていると感じますか?
直近の評価でAssociate Managerに昇格することができました。
当社では、年に2回昇格・昇給機会があり、自身の能力評価を点数付けして昇格基準に満たしていたら絶対評価で昇格する運用をしています。
今回、前回の昇格から半年でまた昇格することができ、入社年月や年齢に関係なく評価してくれていることを実感しています。
―将来どのようなコンサルタントになりたいですか?
スピード感のある仕事をしたいと思っていて、お客様に聞かれたことをその場ですぐに返せるような「速さで感動を与えられる」ようなコンサルタントになりたいです。
ただ単に速いということではなく、経験を積んだことによる的を射た適切なレスポンスができるよう成長したいと思います。
4.こんな方に是非きてほしい
ー脇坂さんが思う、「リグリットパートナーズに合う人」とはどんな人ですか?
100%顧客に向き合うことが好きで、またそれによって自分を成長させたいと思っている人にはとても合うと思います。
それらが正しく評価される環境があるので、自分も成長しながら社内で上を目指すことが可能です。
脇坂さん、ありがとうございました!
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