四国一周1000㎞挑戦(3)・4日目:133Km、5日目:108Km
この記事は、2020年に私のWORDPRESSで作成したホームページを、NOTEに移行したものです。<投稿日: 2020年10月17日 >
四国一周1000㎞挑戦(4日目:133Km)
2020/9/28(月) 今日は高知駅近くからの出発です。今日、どこまで行くか迷うところです。というのは、四国一周の主催者のコース設定では、この日は土佐久礼までの59キロと短くなっており、もう少し先まで行くことを考えました。しかし、その先が激坂であったり、難所であったりした場合のことも考慮しなければなりませんので、まずは「窪川」までとするか、さらに進んで調子が良ければ、「四万十とおわ」か「よって西土佐」を目指すことにし、宿泊先の候補をあらかじめ想定することにしました。この辺りは、四国一周サポートホテルも少なく、民宿一覧を準備しておきました。
今日も100キロ以上走ることになりそうですので、朝8時に出発しました。天気も晴天で順調に走り続けました。途中須崎の辺りで、崖崩れによる通行止め(写真下段)がありましたが、迂回をし、難なく「土佐久礼」に着きましたので、ここからさらに先を目指します。
四国の南側は、一般には桂浜のあの太平洋の波が砂浜に打ち寄せるイメージがあるのですが、実際にロードバイクで走ってみると、実は断崖絶壁がほとんどで、たまに猫の額ほどの浜があり、その小さな浜までは、細い道を下っていかなければなりません。瀬戸内の本州側のように海沿いの砂浜や磯等と並行して走りつづけられる道は極めて少ないことがよくわかりました。
その後、「土佐久礼」を過ぎた辺りから、延々6キロに亘る長い坂(七子峠)があり、ここが難所でした。我慢して登りきると、あとは四万十川沿いの下り坂が延々と続き、今日はどこまで行こうか、時間との兼ね合いもあり、予め想定しておいた「よって西土佐」近くの星羅四万十ホテルとすることにし、その手前の道の駅「四万十とおわ」で、ホテルの予約をしました。
順調に走り続け、16時には、「星羅四万十ホテル」に着きました。「星羅四万十ホテル」は、四国一周サポートホテルでもあり、ロードバイクは、ホテルフロントの前に駐輪ハンガー(写真下段)がおいてあり、ホテルの皆さんのサイクリストへの気配りも最高のものでしたので、当日は爆睡できました。今日の走行距離は、108キロ、平均速度は、23.4キロでした。
四国一周1000㎞挑戦(5日目:108Km)
2020/9/29(火) 今日は、四万十川を下り、中村を越え、土佐清水までの約100キロを目指すことにしました。できれば、途中の「ジョン万次郎資料館」で、今回の唯一の観光をしたいと思い、8時前にホテルを出発しました。今日も晴天で、気持ちよく走れます。「ジョン万次郎資料館」は、すでに書きましたように、津本陽さんの「椿と花水木」という本を読んでいたので好きな人であり、一度行きたいと思っていたところで、今回の目標地点(四国一周ができなくてもここまでは絶対行くという目標)でした。
ホテルを出て1時間ほどで、四万十川沿いの道が、車1車線(片側)の道になったところで警備員が立っており、停止をするように言われました。聞くと、この先で護岸工事のために、9時から9時50分まで通行止めとのことです。私の後ろの車も同様で、何とここで、50分間(!?)待つことになりました。
その後、50分を無駄にしましたので、挽回すべく足を速め、順調に足摺岬の手前まできました。四国一周の主催者設定コースでは、足摺岬の先端まで行き、また同じところに戻って来るようになっています。ここでも、路面のコース表示がわかりにくく、暫く行ってみると、東側の道から西側の道に行くのに、西側の道に来ていました。でも、同じところに戻るのだから、そのまま西側から東側の逆のコースで走ることに決めました。どちらにしても坂の多いところでしたが、何とか我慢し、岬の先端のジョン万次郎の銅像の地点にたどり着くことができました。
その後、念願の「ジョン万次郎資料館」に3時前に着きました。その日の宿泊は、ここからすぐの「ホテルオレンジ」にしていましたので、ゆっくりと見学ができました。このホテルは、四国一周のサポートホテルですので安心です。
「ホテルオレンジ」は、昭和を感じさせるレトロなホテルで、宿泊者は私ひとりでしたが、ご主人の作った夕食のカツオのたたきは絶品で、その他も色々な料理が出、すべて美味しくいただきました。感謝です。
この日の走行距離は、108キロ、平均速度は、23.4キロでした。