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伊豆半島一周ソロライド283Kmに挑戦(3)・2日目:96.63Km、落車!、3日目:48.69Km、駅伝5区を走り標高874mへ

伊豆半島一周ソロライド283Kmに挑戦・2日目:96.63Km、落車する!!

この記事は、私のHPから移行したものです。<投稿日: 2022年6月3日>

今日2022年5月29日(日)は下田から大田原までの予定107キロです。下田を出て海沿いの道を進みます。道は相変わらず、アップ、アップ、ダウンという感じです。国道135号線に順調に伊東市に入りました。ここで思わぬトラブルに見舞われました。135号線で平坦な道で信号待ちをして、走った後すぐ、道路上にある鉄のアンカー(多分、左折レーンと直進レーンを区切る突起物)に引っ掛け、落車をしてしまったのです。私は今まで3回の落車があり、一番最初の落車は、 2012年9月 の全くの初心者のときに、淡路島一周の南淡でダウンヒルの右カーブで濡れた落ち葉でハンドルをとられ、腰部と上腕肘打撲と唇と眉を切ったのが、一番の災難でした。この時は、結構なスピードでしたが幸いにも軽傷で済み、以後、「ダウンヒルでは絶対にスピードは出さない」と肝に銘じて実践しています。あとの2件は、ビンディングシューズを初めて履いての「立ちごけ」と、2年前の夕方の少し暗くなりなじめた時に、信号で停止する直前に、アスファルトが高熱による変形で凹凸があり、やはりビンディングシューズが間に合わず落車というものです。「平地を侮るなかれ」ですね。

この落車も幸いにも擦り傷と打撲のようでしたので、近くのドラッグストアで消毒薬とガーゼと絆創膏を買い、簡単な治療だけで、残りの30キロ近くを走りました。

熱海を過ぎるあたりから車の数が多くなってきました。真鶴駅を過ぎたあたりでしょうか、車は渋滞から全く停滞状態となりました。ホテルは、昼過ぎに「じゃらん」で予めクリップしておいたホテルが空いていましたので(日曜日の宿泊は心配ないのです)、予約を入れました。ただ、この停滞で遅くなることが予想されました。しばらくすると中型モーターバイクの人達が、たまらず車の左側をゆっくりすり抜け始めていましたので、私もこれの最後尾で行かせてもらいました。感謝です。このため、何とか16時半にホテル(ホテルクニミ鴨宮)に着くことができました。ホテルでは早速、風呂に入り、傷口の消毒をし、ランドリーと夕食の調達で、これらはいつも通りですが、忙しいのです。 本日の走行距離:96.63キロ、平均:18.6(激坂に加え渋滞、停滞の為)、走行時間:5時間16分。


小田原のホテルに無事到着


後日、落車場所と道路異物について、グーグルストリートビューで、調べた結果、以下のように特定できました。

落車した交差点
赤い枠内の鉄のアンカーのようなものを避けられなかったもの

伊豆半島一周ソロライド283Kmに挑戦・3日目:48.69Km、駅伝5区を走り標高874mへ

一昨日2022年5月28日に、この小田原の近くに住む高校時代のバスケクラブの同級生がおり、もし時間があれば会おうとメールしていたのですが、今日2022年5月30日(月)は、運よく小田原に来てくれましたので、朝から1時間ほどコーヒーとサンドイッチで久しぶりに旧交を温めました。そこで、小田原から沼津までの道をいくつか尋ねました。実は私は箱根駅伝5区のコースを走ってみたいとは思うものの、20キロで標高874メートルの経験もなくどうしようかと迷っていたのです。色々話すうちに時間的には、色々なトラブル時でもリカバー(だめなら戻るとか箱根登山鉄道に輪行で乗るとか)できそうな時間でしたので、「やってみるか」と決意し、このルートにほぼ決めました。この日は、箱根駅伝5区ルートでヒルクライム20キロ、その後沼津までの長いダウンヒル28キロです。

小田原から国道1号線を行くと、渋滞です。しかし箱根湯沢から少し行くと渋滞も解消しました。バイクの速度は、8キロ台がいい方で、一番遅い時は6キロ台でした。この日は、気温が30℃近くありましたので、水の補給と休憩を4回と慎重にし、ペダルをたとえゆっくりでもまわし続けました。

10キロを過ぎると車の数もガクンと減りましたので、カーブで車を気にせず走れました。

やっと最高標高の書いた看板まで辿り着くことができました。その後、ここから芦ノ湖までが、ダウンヒルとは知りませんでしたね。このダウンヒルを快調に飛ばし、無事、13時15分に芦ノ湖に到着しました。小田原からの所要2時間15分。駅伝の選手が1時間10分そこらで行くのが、びっくりです。

芦ノ湖の遊覧船乗り場に到着
箱根峠から芦ノ湖を望む

芦ノ湖で達成感に浸り、これから沼津までの28キロのダウンヒルです。ウイニングライドは「気を抜かず、ゆっくり」と肝に銘じて走りました。15:24沼津着。

沼津についた。ゴール!

本日の走行距離:48.69キロ、平均時速15.0キロ、走行時間:3時間14分。 3日間の走行距離:265.26キロ、平均時速:17.6キロ、走行時間:15時間3分。

伊豆半島一周ソロライド283Kmに挑戦・振り返り

2022年5月31日、家に帰り、今回の激坂のコースをレビューしました。考えると今までのロングライドは、距離だけで行先を決めていました。人が行けるのだから、多少の坂でも大丈夫だろうで、そもそも獲得標高をほとんど気にしませんでした。それに気にしだすと行くのに逡巡してしまいます。

今回、帰ってきてネットで調べると、獲得標高は、四国一周1000キロで7000メートル、淡路島一周150キロで1100メートル、伊豆半島一周265キロ4700メートル。これをみると、標高では富士山より登ったことになり、いかにイズイチが大変か今頃になってやっと判りました。また、私は自転車専用のナビもなく、アプリも入れていませんので、グーグルマップの標高グラフだけしか見ません。今回、これで見ると、グラフで見る限り、箱根の874メートル(グーグルではなぜか868メートル?)のグラフから見ると箱根以外の坂は、激坂には見えなかったのです。トホホですね。

これがそのグーグルのグラフ


でも、今回のチャレンジでまた一つ自信ができました。

今回の教訓①「多少の坂は十分な休憩と十分な水分補給により足も攣(つ)らずに上れる。」、②「かりに足を攣(つ)っても、10分か30分程度の休憩で、回復できそうだな」(真実かは?)。

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