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クンダリニー瞑想

瞑想とは?

クンダリニー瞑想法において、瞑想とは変性意識状態に入ることを指します。この定義は非常に重要です。なぜなら、変性意識状態に入ることではじめて、効果的なクンダリニー覚醒の作業が可能になるためです。

変性意識状態の重要性

変性意識状態では、通常の意識状態と比べて内受容感覚が劇的に高まります。これはちょうど、アナログテレビからデジタルビデオに映像が進化するようなものです。つまり、身体の内側で起こっている微細な感覚や変化を、より鮮明に、より詳細に感じ取ることができるようになります。

この高まった感覚度は、後述するサードアイ瞑想などのクンダリニー覚醒技法を実践する上で決定的に重要です。通常の意識状態では感じ取れない微細なエネルギーの流れや、身体の反応を捉えることができるようになるためです。

変性意識状態に入るには?

変性意識状態になるテクニックはいくつもありますが、大切なのはロックバランシングのごとく、身体全体のバランスを取ることです。以下の4つのポイントをふまえて、変性意識状態に入るためのテクニックをご紹介します。

  1. 身体を止める
    ヨガの瞑想や禅宗の座禅でも「動かないこと」が強調されます。「動かないこと」は快感を生み出し、また3つ目のポイントである「意識をただ一点にとどめ続けること」の条件でもあります。

  2. 思考を止める
    身体の中には、意識を向けると「気持ちいい」を生み出す場所がいくつかあります。その場所に意識を置き続け、「気持ちいい」に集中していると、いつの間にか変性意識状態に入り、思考が止みます。

  3. 「気持ちいい」を道標にする
    「気持ちいい」という感覚を頼りに瞑想を日々行っていると、「気持ちいい」の感覚が増していき、気持ち良すぎて瞑想状態から脱するのが難しいくらいになります。結果的に、1時間、2時間と長時間の瞑想をするようになっていきます。

重要な注意点
変性意識状態に入ることはクンダリニー覚醒技法を効果的に行うための重要な準備段階です。この状態に入るからこそ、サードアイ瞑想などの本質的な実践が可能になります。が重要です。

確実に効果があるテクニック3選

1. サードアイ瞑想

このテクニックは、クンダリーニー覚醒のための直接的な技法です。眉間(アージナーチャクラ)への意識の集中と眼球の固定により、潜在的なエネルギーの覚醒を促します。「眉間への集中」という方法は、どこかで聞いたことがあるかもしれません。しかし、具体的に眉間のどこに、どのように集中すればいいのか(刺激すればいいのか)を語れる人は、実はほとんどいません。なぜなら、本当にクンダリニー覚醒している人は限りなく少ないからです。

クンダリニー覚醒の神経学的メカニズム
サードアイ瞑想では何をするのかというと、具体的には眼球周辺の神経を刺激します。眼球周辺には、自律神経系に直接影響を与える複数の重要な神経が集中しています。以下でざっと説明しますが、細かく覚えておく必要はありません。眼球周辺には気持ちよくなる神経が集合していると考えておけば大丈夫です

  • 動眼神経(第III脳神経):眼球運動と瞳孔の調節を制御

  • 滑車神経(第IV脳神経):上斜筋の制御

  • 外転神経(第VI脳神経):外側への眼球運動を制御

  • 三叉神経(第V脳神経):顔面の感覚を担当

これらの神経を適切に刺激することで、自律神経系のバランスを整え、副交感神経優位の状態(リラックス状態)に導くことができます。つまり、サードアイ瞑想は、クンダリニー覚醒技法であると同時に、変性意識状態へ入ることもできる一石二鳥の瞑想法なのです!

サードアイ瞑想法による、変性意識状態への移行メカニズム

  1. 眼球固定による感覚入力の制限:

    • 視覚情報の固定により、脳への新規刺激が減少

    • 通常の意識状態を維持するために必要な視覚的フィードバックの中断

  2. 神経系への影響:

    • 眼球周囲の神経への持続的な刺激が自律神経系に作用

    • 副交感神経の活性化による心身のリラックス状態の誘導

  3. 意識の焦点化:

    • 単一点への意識の集中による注意の統合

    • 通常の意識の分散状態から統合状態への移行

効果

  • 眼球の固定による意識状態の変容

  • 自律神経系の調整

  • 深いリラックス状態の実現

  • 即時的な深い瞑想状態の体験

サードアイ瞑想は、正しく行えば「これまでやっていた瞑想はなんだったんだ!」と衝撃を受ける体験をします。それは恍惚体験と言ってもいいですし、至高体験と言ってもいいでしょう。何年も何ヶ月も実践しなくても、毎日正しく行っていれば1ヶ月ほどで何かしらの体験をするでしょう。では、以下から実践方法をご紹介します。

実践方法

  1. 準備:

    • 静かな環境を選び、脊柱を真っ直ぐに保ってあぐらで座ります(安楽座がオススメ。下記にリンクを張っておきます)

    • 手は太もも上に置きます

  2. 眼球固定と意識の集中:

    • 閉眼し、眉間を凝視します。凝視とはただぼんやりと見るのではなく、グッと力を込めて見ることです。また、凝視する眉間のポイントは、会陰や下腹部(臍下丹田)が反応する場所です。これを眉間からおでこ付近に見つけ、そこを凝視し続けます。

    • 呼吸は気にしなくて大丈夫ですが、鼻呼吸で行います。気持ち良すぎるときは口をぽかーんと開けてもかまいません。上出来です。

  3. エネルギーの誘導:

    • ただただ気持ちよさを探し、見つけたらそれに浸ってください。「つらいな」と思ったらその場所は間違っています。気持ちよくなる場所を眉間付近に見つけます。

    • 眉間と両手を線でつなぎ、三角形の意識を保つと楽に座っていられます。

    • 変性意識状態が深まるにつれて、自然と至福感や拡大意識が訪れます。

    • 正解の場所を刺激することができれば、「じれったい感じ」や「いけず」な感じがしてきます。その感じをキープしてください。

安楽座は下記リンクを参考に↓

サードアイ瞑想の注意点

  • 無理な努力は避け、自然な流れを重視します

  • 異常な症状が出た場合は、直ちに中止してください

  • 定期的な実践により、徐々に体験を深めていきます

  • 眼球が疲れたらきちんと休息をとります

  • 一日20分程度にしてください

2. 鼻丹田呼吸(赤ちゃん呼吸)

睡眠時の呼吸に近い呼吸法です。鼻から吸って鼻から吐く「鼻呼吸」で、呼吸時に上咽頭に息を当てて呼吸音を出します。この音を聴くことで、深いリラックス状態を導きます。まずは以下の方法で、どんな呼吸なのかを体感してください。

実践方法

  1. 口を開けて口からゆっくり息を吸い込みます

  2. 途中で口を手で閉じ、そのまま息を吸い続けます

  3. 自然と鼻呼吸に切り替わり、上咽頭に息が当たることを感じます

  4. 吸いきったら、同じポイント(上咽頭)に意識を置いて息を当てながらゆっくり鼻から吐き出します

どうですか? できましたか? これは睡眠時にも現れる呼吸なので、否応なしにリラックスします。ぜひ、マスターすることをおすすめします。これはヨーガではウジャイ呼吸というものなので、下記に実践動画のリンクを張っておくので確認してみてください。この動画ではウジャイに関す様々な情報を提供してくれます。ちなみに私は、日常の呼吸はほぼすべてウジャイ呼吸にしています。クンダリニー覚醒とウジャイ呼吸は、呼吸そのものを至福にかえる、とても強力な技法です。

メカニズム
上咽頭に息を当てたときの呼吸音(「スー」という音)に意識を向けることで:

  • 呼吸の微細なコントロールが可能になる

  • 自然と腹式呼吸が誘導される

  • 意識の集中が容易になる

効果

  • 呼吸の微細なコントロール能力の向上

  • 深く長い呼吸による心身の安定

  • 身体の各所への意識の集中が容易に

  • 熟達により単独で変性意識状態への導入が可能

3. 片鼻呼吸

意識と身体は厳密につながっているわけではありません。運動をするときを思い出してください。思うように身体が動かない、という経験は誰にだってあるはずです。

これは、身体と意識が連動していないことによります。目を瞑ってみてください。そうしてよく観察すると、「まっすぐ前を向いている」と思って目を開けると、頭がちょっとだけ右を向いていたり、左を向いていたり、下や上を向いていたり。逆に、意識はちょっと右を向いているけど、実際の頭はまっすぐ前を見ていたり。

身体の実際の位置と意識が感じている身体の間にはズレがあります。身体と意識がズレている限り、クンダリニーを覚醒させるための正しい場所をピンポイントで刺激できません。片鼻呼吸はこのズレを修正する技法なので、サードアイ瞑想を始める前に行うとよいでしょう。

メカニズム

  • 脳の左右半球のバランスを整える

  • 交互の呼吸により自律神経系を調整

  • 身体感覚の統合を促進

効果

  • 物理的な身体と脳内イメージの一致

  • 集中力の向上と持続

  • 呼吸を通じた意識の統合

実践方法

  1. 鼻から息を全て吐き出します

  2. 右の鼻の穴を指で塞ぎ、左の鼻の穴から息を吸います

  3. 吸いきったら息を数秒間とどめ、左の鼻の穴を塞いで右の鼻の穴から息を吐き出します

  4. これを交互に繰り返します

おまけのエクササイズ

スクワッド

股関節周りの柔軟と、仙骨~尾骨への意識が目的です。瞑想前に行うことで楽に座れるようになり、より深い瞑想状態に入りやすくなります。

実践方法

  1. 足を適当に開きます(様々な足幅で試してみましょう)

  2. 息を吸って止めて腹圧を保った状態で、尾てい骨を意識しながらおしりを降ろしていきます

  3. 下まで降りたら、尾てい骨を地面に突き刺すようにさらに深く降ろします

  4. その状態で呼吸をしながら、尾てい骨を意識しておしりを前後左右に動かします

  5. 息を吸って尾骨に意識を置いたまま上に上げていきます


以上が、クンダリニー覚醒技法になります。世間には様々な瞑想法がありますが、それを教えているのは当然ですがクンダリニー覚醒者ではありません。よって、確かな「瞑想技術」を体感し、それを提供できている人はかなり少ないのでは? と感じています。

ここでお伝えした技術は一見するとシンプルですが、やればやるほどその深遠さに気づくと思います。きちんとできていれば、次に座るのが楽しくて楽しくて仕方がなくなります。だって、とてもクンダリニー瞑想はとても気持ちいいし、「成長している」というのが手に取るようにわかります。本来、瞑想とはそういうものなのです。

さらに、クンダリニーが実際に覚醒した暁には、自動的に身心変容がおきます。クンダリニーによる快感は至上のものなので、世間にある様々なあなたの欲望を刺激するものにあまり興味がなくなるでしょう。

その代わり、自然を愛でながら、音楽を聴きながら、街を散歩しながらでもクンダリニーのエネルギーを身体中に行き渡らせ、至福を感じることができます。つまり、否応なしに、頑張ることも努力も必要なく、人生が輝き出します。

これが本当の無為自然なのです。

もし、ここまで読んでいただき、少しでも何かを感じ取っていただけたなら、「♥️スキ」していただけますと、私は単純なのですごく喜んで飛び上がります(笑)。

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