
実体験に勝るものはない
これまで沢山の失敗や経験をして学んできました。(おおよそ半世紀…💦)
そこでつくづく思うのは「実体験に勝る知識はない」ということ。
どんなに博識で、どんなに机で学んでも
実体験からでしか学ぶことが出来ないんだなー。とこの年齢になってじんわり思う。
これは、「成功体験」ではない。
成功体験イコール自己肯定感、、、じゃないってこと。
「失敗から」多くを学んできたんだな。というのが今の気持ち。
失敗も含めて「肯定すること」これこそが「自己肯定感を高めること」なのだ。
私は、子育て中はこれを勘違いしていて
「成功体験を積ませる」ことに執着していた。
だから子育てに悩んだ。
出産も子育ても一筋縄ではいかないし、思い通りにならないことの方が多かったけれど、
「これで良かったんだ」
と今は十分に思える。
失敗を含めて全部、丸ごとハナマル!にすればいいだけ。
物凄く簡単!!
今、どんなに思い通りにならなくても
子育てが大変でも、反抗期に悩んでも
これが、親になるってことなんだって体験してる途中なんだと思う。
その時は今のように思えなかったけど、
車とばしてこのまま何処かに突っ込んで
しまおうとも思ったことも何度もあったけど
そこまでの思いをしたからこそ
今があるし、沢山のことに感謝出来るようになれた。
ありがとうを言うと
ありがとうが返ってくる
という本も悩んでる時は読んでも読んでも分からなかった。
でも今は本当にそう思える。
子どもに対しても、子どもは自分よりも「上」だと思って接すると本当にそのまま素直に返ってくる。
それくらい、子どもって純粋で美しい生き物なんだと思う。
子どもってまだまだ染まっていないから
私達、大人次第で幸せをちゃんと受け取れる子どもに育つかどうかが決まってくるんだなって感じる。
子どものこの大切な瞬間に立ち会える仕事は尊い。
学校の先生も保育士も幼稚園教諭も発達支援の仕事もここさえ間違えなければ、
本当にやりがいのある仕事だと思う。
給料は勿論高いに越したことはない。
そこさえクリアできれば前向きにやれる仕事かなと思う。
子どもが思い通りに良くならない、のではなく
丸ごと信頼する。これだけで子どもって信頼されてる相手に信頼で返ってくる。
感謝には感謝がかえってくる。
だから
ありがとう
を沢山言うことで
ありがとうが返ってくるんだと思う。
一度騙されたと思って
馬鹿になってやるだけやってみればいい。
何も感謝してなくても
まず、感謝。
相手は、あれ?自分何かしたっけ?ってなるけれど
まぁ、試しにやってみる価値はあると思うから。
騙されたと思ってやってみて下さい。