【HSPという概念に出会って】私はおかしいという感覚がずっとあった

私はHSPです(自己診断)
この気質を知って昔から感じていた、自分はおかしいという感覚の正体にたどり着けたという感覚になりました

私がHSP を知った話をしようと思います

HSPとの出会い

◯新聞の広告で見つけた「『繊細さん』の本」
私がHSPという言葉を知ったのは4年ほど前で、新聞を読んでいた時に「『繊細さん』の本」という武田友紀さんが書いた書籍の広告を見つけたことがきっかけです

「繊細さん」の本

当時まだ高校生だった私は、思春期特有の繊細さも持ち合わせていたと思いますが、「相手が気を悪くすると思うと断れない」や「機嫌悪い人がいるだけで緊張する」という文を読んで、自分のことだろうか?と思いました

自分の幼少期を思い出してみました

◯幼少期について

幼い頃から人の顔色ばかり伺っていました
母に怒られたくなくて「ママの言うことを聞く」ことを徹底していたし、でも弟はよく怒られていてそれを見て辛くなっていたし、小学校低学年頃までは友達(というかいつも一緒に行動していた子)の言いなりになって自分は後回しで何をするにもその子のやりたいことをやって、母がダメと言えば断って…自分の意志で行動していませんでした
喧嘩や揉め事は大嫌いでした

別に親に虐待されたりとか何か特別に辛い経験をしたわけじゃないのに人の顔色ばかり伺っていた
きっかけがあるわけじゃない
同じように育てられた弟ともまた違うと思いました

中高時代は、思春期特有の繊細さもあって悩むことが多くありました
友達を傷つけたかもしれないと思い始めたら、しばらく自分の中での反省会が終わらなくて学校で顔を合わせて話すまでずっと気がかりでした
実際会うと思ったより大したことなかったりした

ある同級生で、一緒に登校していたのに急に避けられて話しかけてもそっけなくて、もう関わらないでオーラを感じた時は、大袈裟ではなく「私最低だ」と毎日落ち込んでいました
あれがいけなかったのか、こんな言葉をかけたのが傷つけてしまったのかとずっとグルグル考えていました
人を傷つけるのが怖かった
全部自分のせいだと思っていた
自分のせいだと思って誰にも相談できませんでした

高校時代の部活は特に人間関係が辛かった
同級生の部員は7人とかで私がいつもあぶれていました
みんなでどこか遊びに行こうと誘われても行く気になれなくて、でも断るのは申し訳なくて辛かった
勇気を出して一人の子に「私、遊びに行くのとか少し苦手だから誘われても断るかもしれない、ごめんねせっかく誘ってくれたのに」と言って「そうなんだ、こっちこそごめんね」と言ってくれた
徐々に誘われなくなって気は楽だったけど、自分があぶれてる感じがどうしても劣等感に感じた
みんなと一緒に楽しんだりできない自分がすごく嫌でした

頑張って行ってたけどある日突然、糸が切れたように部活に行けなくなって幽霊部員になりました
学校にはなんとか行けてたけど、部員の子たちと顔を合わせたくなくて毎日隠れるように学校に行っていました

今思えば自分にとって合わない人もいるわけで、仲良くできないのはおかしなことではないと割り切ることはできます

少し話はそれましたが、異常に人間関係に対して気にしすぎな部分があるなと思いました
足音とか物音で機嫌が悪いのがすぐわかったり、他の人が気づかないことに気づいたりすることも良くあって私はこのHSP というものなのではないかと思いました


◯本を買った

HSP のことがもっと知りたくて「『繊細さん』の本」を書いました
一文一文共感しかできませんでした
筆者の武田さんの文章もわかりやすくて、温かみを感じてとても親近感が湧きました
「自分のままで生きるとどんどん元気になる」という言葉が刺さって今でも時々読み返して大切にしています
もっと自分を大切にしていいんだと思えました
この本に出会えて本当によかったです

HSPという型にはめる必要はないけど、私って元々繊細な部分が多くて、それは私一人じゃないんだなと思って安心しました

noteでもHSPについて書かれている方も多く、共感しながら学んでいます

繊細さは大変なことも多いけど、大切にしながら生きていきたいです

最後まで読んでいただきありがとうございます😊



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