【全編】実在の聖徳太子はキリスト教徒だった(久保有政・解説)

以前より、大乗仏教の教えとキリスト教の類似を感じていました。
大乗仏教の成立の頃にさかのぼれば、東西のシルクロードでは、
多くの人、物、文化、宗教が行き交い、ギリシャとインドが混じり、
また混ざったものが中国へと伝わり、日本にもやってくる。
当然原始キリスト教、その後のネストリウス派キリスト教などの、
異端、迫害に張った宗教は東へ、東へとやってきたとしても不思議ではない。
そして原始仏教とも混ざり合い、大乗仏教の一派(景教)となっていったとしても、不思議ではない。そのキーマンはやはり聖徳太子だった。
聖徳太子がキリスト教徒だったのか、それとも「当時の大乗仏教」が、
そもそもキリスト教の要素が強い教えだったのか、
そのあたりはさらに調べたいところだが、のちの太子信仰と、
光明皇后との関連からも、キリスト教との絡みは感じられる。

四天王寺(当時神社)で聖徳太子のおそばにいたのが、
マル・トマ、アラム語で「トマス先生」と言うというエピソードも、
勝手にとても親近感がわいた。

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