大天使ミカエルは不動明王!?蟹座新月の解説動画紹介
こんにちは。
自分事専門タロットリーダー、ルート・トマスです。
明後日、7月10日(土)10:16,蟹座新月を迎えます。新月、満月はいつも気にしています。1ヶ月に1回、新月に自分の歩みを振り返り、リセットする、満月にこれまでやってきたことを振り返り、感謝をする、そのようにちょうど良い加減で振り返る機会になるからです。皆さんもぜひ、生活の中で新月、満月のサイクルを取り入れてみて下さい。
Maya Arikaさんのyoutube蟹座新月🦀7月7~13日👼大天使ミカエルの時代に大切な意識の変容とは
蟹座新月の動画がyoutubeにはたくさんアップされていますが、Maya Arikaさんの動画がとても興味深かったので、ご紹介したいと思います。
Maya Arikaさんの動画は、占星術の解説にとどまらない、深い内容に踏み込んでいるところが、占星術の知識がそこまでなくても、別の観点からも面白く拝見できるので毎回楽しみにしています。
シュタイナーの人生論、世界は二重に存在している
今回は前半の「シュタイナーの人生論、世界に二重に存在している」や、「エーテル的思考は魂の力を強くする」という解説もとても興味深いです。「自分の魂が何を望んでいるのか、何を感じているのか」それが重要という「エーテル的思考を重視していかなくてはいけない」と伝えています。シュタイナーはこれを100年前に唱えていたのだそうですが、ようやく時代がこの彼の論理に追いついてきたようです。これは別の言い方をすれば「地の時代から風の時代へ」とも言えそうです。
「ミカエル思考」
そして10分以降の「これからの時代はミカエル思考が重要」というところを詳しく取り上げたいと思います。
これまでは技術、産業、営利主義、つまり合理主義、科学主義、物質主義、資本主義社会がイメージされます。シュタイナーの生きた19世紀末から20世紀初頭は戦争の時代であり、全体主義へと傾斜していく時代でした。シュタイナーはこのままでは人類は滅びると悲観視、危惧していたようです。
一方ミカエル思考とは、先のエーテル思考のように、個々の人間が魂とつながり、個性を生きるような、個の感情、願望、意志などが重視される必要があるということです。シュタイナーの時代にはよりそれらが厳しく取り締まられる、規制、抑圧される時代だったと思うので、相当な先見の明があったと思います。
大天使ミカエルは東洋の不動明王に相当
不動明王は衆生の煩悩を火炎で焼き払い、浄化する役目を持った、大日如来の化身の明王です。それは衆生を解脱させんがための、慈悲心の表れであり、そのための強い決意がお顔に表れています。そしてミカエルと同様に剣を持ち、それを使い、魔を退散させ、煩悩や因縁を断ち切ると言われています。
一方ミカエルは「破滅に向かう人類の指導霊」であり、「1人1人の固有の思いに協力する霊」だそうです。そのため個々にミカエルのエネルギーとつながり、指導してもらうことで、正しい道へと導いてくれる存在ということです。
これらの考え方は、洋の東西の違い、それぞれのルーツや宗教は違えど、この物質主義、合理主義に染まった煩悩を焼き払い(地の時代の価値観との決別)、新しい時代に自分を合わせていく時に、必要なエネルギー体であると思います。
今はまさに変化の時であり、価値観の大きな転換期を迫られています。そのような時、心の中に起きる戦い、つまり葛藤、動揺、心のざわつきに私たちは日々振り回されているでしょう。
そのような私たちに不動明王やミカエルが、正しく未来につながる方向へと導いてくれる存在だということです。迷える風の時代の、頼もしい案内人とでも言えるのかもしれません。
新月の動画だったのですが、不動明王まで出てきて、それに相当する天使がミカエルだとわかり、妙に納得しました。
東洋の慈悲と西洋の愛を統合し、仏教の智慧とタロットの叡智を用いて、本来の魂に還る気づきのための瞑想風タロットをめざす。
このように思ってやってきたので、東洋は東洋、西洋は西洋と分断されていた時は終わり、統合されていくという方向性でよいのだと腑に落ちました。光は1つなのです。
皆様もご自分の考えやイメージ、ルーツによって、どちらの呼称、存在がしっくりくるか波動で選び、ふさわしいエネルギー体とつながれると良いと思います。
不動明王には真言があり、また不動明王がご本尊であるお寺も各地にあるため、お寺でご真言を唱えて縁を結ばれてみても良いでしょう。
最後に動画では「ダンテの神曲」について触れ、「煉獄編」と「鬼滅の刃」の煉獄さんについて触れています。興味のある方はぜひ、最後まで見てみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。