マップカメラの先取り買取はおすすめできない理由
みんなの防湿庫、マップカメラ。
ネット販売に強いマップカメラは独特なサービスも展開しており、そのひとつが先取交換。
先取交換とは下取りに出したい機材を送る前に、交換したい商品が来るのが特徴です。一時的にでも機材が全くないという状況を回避できたり、新旧機材を比較してから発送できるといった魅力があります。
ボクもこの先取交換を試してみようと思ったのですが、利用規約に気になる文言があったので下取交換に切り替えました。普段は利用規約をきちっと読まないタイプの人間ではありますが、今回は読んでよかったと思える経験だったので共有します。
※ちなみにこんなトラブルもありました。
今回の経験
まずは今回の経緯から書いていこうと思います。
経緯
今回の記事を作成するきっかけになった出来事を時系列でご紹介します。
マップカメラで購入したい商品(良品)を見つける。
→先取り交換を利用しようと思い利用規約を読むも、気になる文言があったため下取り交換に変更。下取り品を送付。
その晩に夜市が開催され、注文した商品と同じ価格で(美品)が出品される。
→マップカメラに交換品を変更できないか連絡。
→下取り額を承諾前であれば変更OKとの連絡あり。その商品に交換品を変更してもらう。
端的に言うと、下取り交換を選択していたことで交換する予定だった商品の入れ替えを認めていただいたということ。乱用してはいけない事象だとは思いますが、ダメもとのお願いを了承していただいたマップカメラには感謝です。
ちなみにこれ、先取り買取ではできないのです。
利用規約の注意点
下取りというのは曖昧な取引です。
評価基準が売り手に明確化されているわけでもなく、値段も時価相場で日々変動する。自分では良い状態と思っていても、大幅減額することだってあります。
故に下取りというのはあまりアテにしてはいけないと考えています。話を戻しますが、その気になったのはこちらです。
つまり思いの外状態が悪く、買取が低いor買取できないとなった場合であっても、交換をキャンセルできないということです。
これを回避するために、先取り買取においてはワンプライス買取対象商品のみと限定がなされています。基本的な傷については許容される認識ですが、レンズ内部やファインダーの汚れ等でワンプライス対象外になる可能性もゼロではありません。
そもそも先取り買取を選択する時点で下取り額をアテにしているわけですから、全額負担になるのは相当な痛手です。リスクのある内容だと思いました。
先取り買取と下取り買取りの違い
先取り交換と下取り交換における購入確定のタイミングが違います。
先取り交換→商品が発送されたタイミングで確定
下取り交換→下取り額に承諾したタイミングで確定
下取り交換の場合、下取り額に承諾するまでは商品を取り置きしてもらっている状態に近いです。
一方、先取り買取は発送を以て買取が確定してしまいます。後の下取りがどうであれ、買取せざるを得なくなってしまうわけです。
まとめ
今回の経験から、先取り交換はやめたほうが良いと思っています。
アマチュアの方であれば数日カメラ機材がないくらいで困ることはほとんど無いでしょう。どうしてもなければ困るのではあれば、手放すのはやめるべきです。
それだけのために先取り交換を選ぶのは、無駄なリスクを背負うだけです。せっかく良い商品と出会えたのに、苦い経験になるのは嫌ですから。