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ガーミンウォッチからApple Watchに戻した
夏ごろから約半年にわたり、Garmin Instinct2というスマートウォッチを使ってきた。Apple Watchを2年程度使い続けてきたことで、主にバッテリー持ちの悪さに起因するデメリットが気になっていた。
その総括としては、ボクのライフスタイルとしてはApple Watchの方が使いやすいという結論に至った。その理由について、この場で整理していこうと思う。
ガーミンウォッチに対し感じたこと
ここまでガチなGPSは不要だった
ガーミンウォッチを使って最も驚いたのが、GPSの精度。ロードバイクでアクティビティログを取得すると、まず辿った道は100%トレースされている。Apple Watchだと天候によっては不正確になるときがあるが、ガーミンではそれはなかった。更に拡大していくと、車道にある自転車道を走行しているのか、歩道を走行しているのかまで分かる。ものすごいトレース力だと感じた。
最初こそ楽しかったものの、ボクはせいぜいロードバイク程度しか運動をしないので、ここまで正確なGPSログは必要としていないことに気が付いた。確かにすごいのだが、これが本当に生きるのは登山やミリタリーユースくらいしか思いつかない。
ボディバッテリーはアテにならなかった
ガーミンウォッチの目玉機能であるボディバッテリー。自分の体力を電池残量に例え、睡眠で回復、活動すると減少するという面白い機能だ。睡眠ログを取るのは好きだが、どうにもデータの見方が分からなかったボクには、どれだけ回復できたか可視化できるのは良いと思った。
だが、ボクのライフスタイルの場合、どれだけ完璧な睡眠を取ったとしても寝る前には最低値の5まで底をついてしまった。ボクが仕事と育児に奔走しているからなのかもしれないが、どんなに行動を意識しても結局は5になってしまう。
この残量を残すには、横になってグダグダするくらいしないと難しいと思う。結局5になるならばあまりアテにならず、次第にどうでも良くなってしまった。それよりも、寝起きのスッキリさでどれだけ良い睡眠を取れたかを体感したほうが、よっぽど体調を知るバロメータになる。
他の時計との併用がしにくい
ガーミンウォッチで計測したデータは、connectというアプリを経由してiPhoneのヘルスケアアプリに取り込まれる。しかし、その逆でヘルスケアからガーミンウォッチへはデータをインポートすることはできない仕様だ。
このため、基本ガーミンウォッチは外すことをしない前提のようだ。これが地味に使いにくい。例えば冠婚葬祭のため日中は機械式時計を着け、その後ガーミンウォッチに着け替えたとする。この時、iPhoneはポケットにあるので一日中歩数が記録されているものの、ウォッチにはそのデータが共有されず、ウォッチに表示されない。
ウォッチフェイスに歩数を表示しなければ良いだけかもしれないが、上記の通りボディバッテリーは非表示にしていたりもあり、歩数は数少ない表示しても良いと思えるバイタルデータだったりする。それなのにヘルスケアと相互同期できないのは、なんとも残念だった。
無骨すぎる
これは好みの問題もあるが、ガーミンウォッチは全体的に無骨なデザインだ。それがかっこよくもあるし、現代のビジネスシーンはカジュアル化が激しいためガーミンウォッチが浮いてしまうシーンは少ない。
しかし、確実にガーミンウォッチが合わないシーンは存在する。Apple Watchであればレザーベルトに交換することである程度守備範囲を広げることができるし、品質の良いベルトも揃っている。
しかしガーミンにはそれができない。フェニックスを除いては,基本吊るしのベルトをどんなシーンでも使わなければいけないのが、使いづらいと感じた。
Apple Watchの使い方
そんなわけで、ガーミンウォッチからApple Watchに戻ってきた。以前の反省を踏まえ、Apple Watchについては下記の運用を心掛けることにする。
フル充電とは別にすき間充電を確保する
ネックとなる充電問題。普段は帰宅後に外し、寝る前に着けるという運用を取っている。基本的にはこれで問題ないですが、念を押すためにもう一回充電するタイミングを設けることにする。具体的には、平日は会社に出社したら充電、休日は朝起きたら充電するルーティンにしています。
こうすることでバッテリー残量が不安になることもなく、尚且つ一回の充電時間の短縮にもなっています。
iPhoneからApple Watchを充電できる状態にする
上記の運用が取れない終日出張の日や一日中外にいるような休日には、どうしても充電が心許なくなる。それを解消するために、コードレスのusb-c充電器を導入しました。
これがあればiPhone16 Proから直接Apple Watchに充電することができる。iPhoneを買い替えた利点がここでまた一つ出ました。緊急時の充電を最低限の荷物で実現できました。
まとめ
そんなわけでApple Watchに戻ってきました。ガーミンウォッチがダメというよりは、ガーミンの長所がボクのライフスタイルに合わなかったと認識しています。
今後しばらくはApple Watchを使いつつ、より良い使い方を見つけていきたいです。