Homo Ludens
●第3回公開交換日記
さいとうさん(@saito_desu_maru)との公開交換日記、全6回のうち3回目です。
前回のさいとうさんのポストでは初回の私の「四季」という内容に呼応して頂き、彼女の四季の楽しみ方として「服で遊ぶ」というお話をしてくださいました。
季節ごとに変わる商品をウキウキしながら眺めて、届いた服で外の空気に溶け込むのは本当に楽しかった。
特に、この一文は非常に彼女らしい内容であり、苦境下でも楽しむことを忘れない姿勢、とても薄いパステルカラーのような透明感がありカラフルでもある感性をよく表していると思います。またデザイン、気温、時、場所、場合に応じて色々と考え選ぶ楽しみが良く伝わってきます。
●「服で遊ぶ」
さて、「服で遊ぶ」ということですが私自身、ファッションにはかなり疎く、流行等分からず、ほぼ固定化された格好をすることが多いのです。非オシャレなのですが、古着屋さんで「それどこで買ったんですか?」と聞かれたり、道行く外国人にすれ違いざまに声を掛けられたりすることがあります。
それは何故かというとTシャツです。
だいたい5月~10月の間をTシャツで過ごす私は基本的にロックTと呼ばれるモノを着ております。
ロックTというものはLIVE会場にでも行かない限り誰かと被ることがないというメリットがあり、音楽が好きなこと、自分の好きなバンドを主張することが出来るモノでもあります。ですから一部の人にとっては嬉しいものなのです。
私自身、音楽を聴くことが好きなのでこういったものを身に付けておりますが、カルチャーへのリスペクトという意味合いもありますし、またLIVE会場で購入したTシャツは思い出を身に付けているとも言えます。そんなロックTシャツが好きなのです。
世界的に有名なバンドのヴィンテージまでは手が出ませんが、私にとっての「服で遊ぶ」はロックTシャツだというお話でした。
●無人島に1枚だけCD・レコードを持って行くとしたら何を選ぶか
ロックTシャツの話をしたので音楽の話題を出してみましょう。さいとうさんとは音楽の会話をしますし同じ音楽配信サービスを利用している仲間でもあります。
正直、1枚だけ選べと言われるとかなり苦しいのですが、その人のルーツであったり、一番回数を聴いている1枚だったりとするので面白いのかなと思います。
私が選んだのはTELEVISIONという1970年代のアメリカのニューヨークを拠点としていたバンドの“LIVE AT THE OLD WALDORF”という1978年のライブを収録した作品になります。2本のギターの絡みを最大の特徴とし、やや痙攣がかった響きで魅せるヴォーカル、シンプルかつ屋台骨を支えるベース、存在感のある複雑なドラムが青白い炎のような熱い緊張感を生み出していて凄い。選曲も抜群。ジャンルはUSパンク。
私にとって理想的な1枚であり洋楽の入口となり、衝撃を受けた1枚でもあります。2本のギターの音色が本当に好きなんです。
長々と書いてしまいましたが、さいとうさんのポストを楽しみにしながら第3回を終わりとします。
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