福井食い倒れ旅

4season

2024年9月24日 21:06

三連休を利用して福井県へ１泊旅行で行ってきました。普段は小浜の辺りで日帰りなのですが、１泊するということで福井市まで行ってきました。目的地は特に決めず、天候も悪かったのでグルメツアーと称して食い倒れ。よく飲みよく食べた１泊２日。

車でR３６７を北上して福井県を目指す途中、滋賀県の朽木で蕎麦を頂きました。本当は三方五湖のあたりでイカ丼ランチのつもりでしたが、蕎麦の誘惑に負け、永昌庵へ。

ざるを注文。やや太めに切られた蕎麦が美味しく、ボリュームもありました。イメージですけど水のキレイなところで作られた蕎麦は美味しく感じますね。

そこから車を走らすこと３時間。福井市を通り過ぎて永平寺町のESHIKOTOへ。黒竜という銘柄の日本酒を作っている酒蔵の直営店&レストランです。
永久（とこしえ）を逆から読んだブランドネームということで、ここでしか買えない日本酒も取り扱っています。1杯1,000円でテイスティング出来るということで、ここからの運転は奥様に任せてえしことの大吟醸の生酒を頂きました。フルーティ&後味スッキリ&微発泡で美味しかったです。

お土産に火入れしてある方の純米大吟醸を購入。4,000円くらいしたのでちょっと良いことがあったときにでも飲みたいと思います。

そこから奥様の運転で福井駅へ。駅前のビジネスホテルにチェックインし、休憩。徒歩で目的のお店へ向かいます。

福井駅から歩いて15分ほどのところにある錦輝さんです。今回の旅の最大の目的地です。このお店は福井の日本酒を網羅しているし、福井の地のものも取り扱っていて料理もとても美味しいのです。京都からわざわざ来る価値有りのお店です。

メニューはこんな感じ。福井名物をはじめとしてお酒に合いそうなものばかり。

さっそく白岳仙のひやおろしと塩うにを注文。これがもう最高の組み合わせ。塩うには生うにに塩を振り水分を飛ばしながら熟成させたもので、濃厚かつ凝縮されたうにを味わう事ができる福井県の珍味です。爪楊枝の先にわずかに塩うにを乗せて口に運ぶと一気にうにが口の中に広がり、そこに日本酒を口に含むともうシアワセです。

お次はサワラのお造り。皮が炙ってあり脂の美味しさが活性化されていて美味しい。お酒がどんどん進みます。

焼き物はサンマを選択。今年の初サンマをいただきました。焼き魚の王道ですよね。たまらない止まらない。

本当は鮎の塩焼きを注文したかったのですが、時期的に終わってしまっていたので、鮎うるかを注文。鮎うるかにも色々種類はありますが、今回は精巣（白子）のうるかでした。こちらも珍味。九頭竜川の鮎で作られてたりするのかな。

店長さんにおすすめいただいたのでハタハタの塩焼きも注文。干物ではない生のハタハタだそうで、ホクホクの身が美味しく瞬殺。本当に美味しかった。

次は竹田の油揚げ。この地方の精進料理の一種です。これがサクサクで大根おろしとの相性バッチリ。

おススメメニューで気になった焼銀杏も注文。殻を割ると出てくるその実がたまらない。素朴な味わいがとても良い。

〆のようで〆ではない焼きサバ寿司。サバの脂がたまらなく美味しくごはんとの相性もバッチリ。

〆は塩雲丹入りわかめごはんのおにぎり。これも〆なのにお酒が飲みたくなるくらい美味しい。ちゃんと〆になりました。

錦輝さんを出たら雨が降っていたのでひと駅だけ路面電車に乗りました。味わい深い路面電車で今宵の満足感をひと押ししてくれました。

福井駅でお土産屋さんを眺めていたら美味しそうだったので購入。ホントの〆の始まりです。

とびこが乗ったふくいサーモンと小鯛の箱寿司です。なかなか美味しくお腹も落ち着きました。

翌朝、チェックアウトして福井駅でお土産を購入しつつスタバでモーニングコーヒーをして出発。10時30分オープンのお店で少し早いランチをします。

永平寺町から山道に入って10分ほど走ると到着。昨日食べた竹田の油揚げで有名な谷口屋さんです。ケンミンショーなどテレビにも登場したことのある行列必須の店なのでオープンと同時に店に着きました。が、駐車場は結構埋まっていて、お店の中に入ると既に待っている人々がいました。順番に案内されて行き、20分ほどで席に座れました。