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#04.荒れ地から出てくるアレコレ。
2018年4月22日
ご近所さんの多大なる協力もあって、開墾作業は予想を遥かに上回るスピードで進んでいる。今日はトラクターで土を起こした後、作物を植えるのに邪魔になる異物を撤去した。
これまでに出たゴミの類は次の通り。
(1)大量の草
私が刈払機で刈った草。焼いてしまっても良いのだが、草で肥料を作る方法がある的な記事を読んだことがあるので、やってみようと思う。
(2)埋設物
昔、この土地にはビニールハウスが建っていたことがあるらしく、それが風に飛ばされないようにする螺旋型の杭が出土した。草を刈る時もカキーン!と刃を弾かれて火花が飛んだ。
あとは謎のビンくらい。何らかの薬品が入っていたのだろう。フタが閉まっているだけに、ひょっとしたら中身が入っていたのだろうか?
(3)草の根
今回最も厄介だった異物が草の根だった。何せ10年単位で耕起されていない田んぼなので、冬を越す草の根は大層ご立派なサイズである。
土の中に残すと、そこからまた根を張って復活する可能性もあるし、何よりゴロゴロしてこの後の作業に差し支えてしまう。遺恨を残す訳にはいかないのである。
ごっちゃり。すべて草の根株だ。しかもまだまだ埋まっているだろう。整地したり畝を立てたりしながら、ポンポン放り投げて集めては、定期的に焼いて処理するしかない。
すごい山になっていたので、取り敢えず焼いた。最近は野外で火を焚くと通報待った無しだが、押しも押されぬド田舎ならまだまだ問題ない。
ここで特筆すべきは石の少なさだろう。流石は元田んぼ。先人達が長い時間をかけ、丹念に丹念を重ねて石を取り除いてきた歴史があるのだろう。とにかく石が出てこない。
これまで荒れ地だ、草ボーボーだと暴言を吐いてきた私なのだが、畑として使うのに厄介な石がほとんど取り除かれている点を見ると、大当たりと言って良い土地を借りることが出来たのではないか。
最後に、記事のヘッダーになっている現在の全体写真である。グミの木がいい感じに存在感を放ち始めた。
作業二日目にして、すでに荒れ地でも草ボーボーでもなくなった。水は使い放題。日当たり良好。ご近所さんは親切だし、石も少なくて使用料ほぼ0円の農地になった。
…あれ、最強なのでは?