Takeru.K

田舎暮らし始めました。家庭菜園の様子を記録する日記帳として使っています。興味のある方、プリーズフォロミー。

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マガジン

  • 家庭菜園日記

    田舎暮らしをしながら趣味で家庭菜園をしています。家の裏にある日当たり不良な「実験農園」と、借りたばっかりで草ボーボーの土地で始める「開墾農園」の2つで起こるアレコレの記録です。

最近の記事

#09.排水工事、始まる

2018年5月7日 家庭菜園の開始から初めて、纏まった雨が降った。家庭菜園を始めると、これまで憂鬱だった雨も雷も少し楽しみになる。 植え付けた野菜たちに水分が供給されると、上機嫌で農園に出た私が見たのは、なんとなく予想していたが目を背けていた光景だった。 水がたまっている…。 私の借りて使っている開墾農園は、放置されていたとはいえ田んぼだった土地だ。当然、水を張って田植えが出来るように整備されている。 田んぼの地下20cmほどの所には“硬盤”と呼ばれる部分があって、こ

    • #08.開墾の味方「サツマイモ」

      2018年5月5日 今回植え付けたのは秋の味覚の代名詞『サツマイモ』である。夏野菜の植え付けもまだなのに、なんだか気が早い感じもする。 サツマイモは戦中食として日本中で食べられていた野菜だ。戦後を経験した世代からは「あの頃はサツマイモくらいしか食べるものがなかったから、あの頃に一生分食べた。」なんて話を聞く事がある。 実際の話、当時は畑だけでは食料生産が間に合わず、学校のグラウンドを無理やり掘り起こして、サツマイモ畑として使っていたなんて記録もある。 家庭菜園の本を

      • #07.いきなりA級難易度⁉︎「生姜」

        2018年4月28日 誰にでも好き嫌いがあると思う。特に食べ物の事なら尚更のことだ。 家庭菜園においてはどうしても好きな野菜は立派に作りたいし、それだけたくさん勉強するから実際に上手く出来ることが多い。逆もまた然りだと思う。 しかし、田舎暮らしを4年ほどして、細々と家庭菜園に手を出し続けてきた私には“好きなのに作ったことがない野菜”がいくつかある。今回挑戦する『生姜』もそのうちの1つだ。 普段、畑に植えようと思う作物に関してはネットや本で情報を集めて、ある程

        • #06.はじめての作物「枝豆/大豆」

          2018年4月28日 世はゴールデンウィーク。今年のGWは間に平日を2日挟む飛び石連休になっているものの、やはり多くの日本人にとっては貴重な大型連休だろう。 一方で、今や希少生物と化した日本の百姓にとっては勝負の時でもある。ニッポンの主食、コメの植え付け時期であるからだ。 田園風景が広がる私の住む地域も、ちょうどこれからの10日間ほどが田植えの最盛期になっていて、非農家にとっても車道を走るトラクターからの軽い渋滞が風物詩となっている。 ご近所中が慌しいそんな中、我が

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          9本

        記事

          #05.ジャガイモ栽培は実験中。

          先週から開墾している農地の他に、我が家にはもう一箇所畑がある。 家の裏にあるその畑は、2方向を山に、もう2方向を人家に囲まれて大変陽当たりが悪い。それはそれで適した作物もあるのだが、山が近い為にサルやイノシシなどの獣害が多く、ここで安定した収量を目指すよりも、新しく開墾して畑を作る方が難易度が低いくらいだ。 そんな訳で新しく畑を借りて開墾作業に勤しんでいる訳だが、この裏手の畑にも一つ利点がある。それは「ご近所さんが誰も見に来ないこと」である。 中山間地で広がるウワサのス

          #05.ジャガイモ栽培は実験中。

          #04.荒れ地から出てくるアレコレ。

          2018年4月22日 ご近所さんの多大なる協力もあって、開墾作業は予想を遥かに上回るスピードで進んでいる。今日はトラクターで土を起こした後、作物を植えるのに邪魔になる異物を撤去した。 これまでに出たゴミの類は次の通り。 (1)大量の草 私が刈払機で刈った草。焼いてしまっても良いのだが、草で肥料を作る方法がある的な記事を読んだことがあるので、やってみようと思う。 (2)埋設物 昔、この土地にはビニールハウスが建っていたことがあるらしく、それが風に飛ばされないようにする

          #04.荒れ地から出てくるアレコレ。

          #03.草をとって、土を起こす。

          ※この日の作業を撮影したタイムラプス(22秒) 2018年4月21日 朝8時30分。風もない好天に恵まれたこの日、借りたばかりで草ボーボーの農園予定地を前に、私はユルめの気合を入れつつあった。 荒れ地の開墾はとにかく掃除から始まる。長らく耕作放棄されていた場所だけに、何が落ちているか分からないし、何より草が多すぎて地面が見えない。日が照って暑くなる前にあらかたの草刈りと掃除を済ませてしまおうかと思っていた矢先、ご近所さんが話しかけてきてくれた。 農園予定地の向かいに住む

          #03.草をとって、土を起こす。

          #02.荒れ地なう。

          2018年4月21日 荒れ地を畑にする作業に取り掛かる前に、どうしてもやらねばならないことがある。 それはSNS用の記録写真を撮ること。 家庭菜園の醍醐味は汗と苦労と収穫の喜び。それに上手く行けば美味な野菜と、作物の交換に伴う喜びまで付いて来る。 …とはいえ、それらはまだ先の話。畑とは呼べない荒れ地を開墾し、それらしいカタチにするには、除草や耕運、整地に異物撤去など、地味で単純な“作業”が予想できた。 風に揺れる新緑を相手に水をまく清々しい妄想を叶えるためには、土や石や

          #02.荒れ地なう。

          #01.畑を借りた。

          2018年4月20日 家庭菜園のために畑を借りた。 街で流行りの市民農園なんて親切なものはド田舎にないが、代わりに耕作放棄地は売るほどある。 家から歩いて5分。敷地内に井戸と小さな川が流れる土地を、特に利用料金を払うことなく借りることができた。 少なくとも10年単位で作付けされていない、正真正銘の耕作放棄地だった。それでも「土地を荒らす者は罪人」という価値観の息づく中山間地だけあって、どうやら毎年草刈りだけは行われていたらしい。 土地の持ち主も農業に興味はなく、草刈りの手間

          #01.畑を借りた。