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私が仕事をするのはファッションが好きだからじゃない

すっかり夏模様。梅雨は来たのか?はたまた私の眠っている間に全力疾走していったのかわかりませんが日差しが暑い。

先日、AIRという映画を見ました。
これはエアジョーダンの誕生において裏で動いた情熱家たちのお話
見終わって胸が熱くなる素敵な映画でした。

そのあと自分の仕事について考えてみた。

私の情熱ってなんだろう。

私が起業した23歳の時
自分が得意なこと、好きなことがファッションスタイリングと接客だったでそれをそのまま起業しちゃお。っていうのが最初。
今となってはパーソナルスタイリストと呼ばれ認知が広がりましたが
当時は参考にする人も値段の相場も何にもないから自分で作らないといけなくて。
実績も経験も前例もないところから0→1を生み出す大変さを身をもって体験しました。

まぁ、起業の話は置いといて。
10年この仕事をして来て、改めて自分はなんでこの仕事を今まで続けているんだろうと考えました。


理由はファッションが好きだからじゃない

ファッションが好きだから〜と始めたつもりの仕事、徐々にそれは表面的なことだとわかりました。
ファッション好きならお店を出すのも手ですが私はあまり自分のお店を構えることに興味がありません。
自分の好きなものを集めるのは好きだしそれを求めて来てくれるお客様がいてくれたらそれは嬉しい。
だけど、なんか、私は違うことがしたかった。

人を自由にしたい

なんでなんだろうと考えた先に
ファッションは魔法だと思っていること。
もっと自由に自分を楽しんで欲しいと思っていること。が見えました

固定概念に縛られることとマナーを守ることは本来別だけど今の時代はイコールにされていることが多い。

30代だから肌の露出は見苦しいだの
ママになったらヒールは履いちゃダメだの
男はスカートを履いちゃダメだの
TPOが合っていればそんなの自由じゃない?と思います。

今の世の中 正解を探している方も多い。
でもその正解って人から見た正解、固定概念による多数決の正解だったりする。息苦しいと思う、なんで人に丸付けされてジャッジされないといけないのか。

もちろん葬式や結婚式などのTPOは相手を敬う意味合いが必要のでルールがある。それとこれとは別物だと思います。

人の目きにすることは悪いことじゃない

もちろん人の目が気になることが悪いことじゃない。
それはあなた自身が人からの見られ方を大事にしたい価値観を持っているからでそれはそれでいい。
逆にそれも自由だから。

ファッションが楽しいと思える人を増やしたい。はファッションで固定概念から人を自由にしたいとも言えるかもしれない。

私は自分の価値観を押し付ける気もないし、他人の価値観に合わせる気もない。あなたはあなたでいいし、私は私でいい。
多分私は、ファッションの魔法の力を使ってそう伝えたいんだと思います。

ただ表面的にオシャレにしたいのではなくって
あなたはあなたという唯一無二の人だよ。というのを再確認させたいのだと思います。

もっと深く、自分のことを改めて考える時間も定期的に大事ですね。











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Kazumi okada 岡田香寿美/ファッションスタイリスト/専門学校講師
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