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「心地いい」は自分に帰ること
こんにちは、久々の投稿です。
春のシーズンは新しいスタート、新しい出会いがあり企業様からも個人のお客様からも依頼が多い季節です。
我が家もこの春、娘が中学生になりました。成長することを見越したブカブカの制服、長すぎるスカート丈、着せられている感が強いですがそれもまた可愛い。
新しい生活に心躍らせて登校しています。
忙殺されるのはよくない
友人やお客様から「かずみちゃん忙しいでしょ」
とよく言われます。
実際そうで、確かに目まぐるしく毎日がすぎて行きます。
保育園、小学校、中学校、それぞれの習い事、家のこと、自分の仕事。
たくさんの予定があって常にスケジュールを書き込まないとダブルブッキングなんてことも。そんな毎日を過ごすとやはり疲れによるストレスが溜まります。
「忙殺」って言葉がありますが、あんまり好きな言葉じゃない。
忙しいことは悪いことではないし、お仕事をいただく立場としてありがたいことです。しかし、忙しさに殺されるって人生としては幸せだろうか?と考えてしまう。
私は余白がない生活は苦手です。自分の時間を大切にしたい人です。
それは母を捨てて自分勝手に好きなことをしたいということでは無くて
自分をニュートラルに整えたいからです。
自分の状態次第で世界が違って見える。
余裕のある状態であればベランダに飛んできた蝶々に対しても
「わ〜綺麗な羽だね。」と感動しますが
自分がイライラしていると
「邪魔くさいなー。」と思ってしまう。同じ事柄なのに自分の状態で世界の見え方が変わる。
私の好きなビートメイカーのEVISBEATSさんも同じことをインタビューで話していました。
お客様を色眼鏡で見たくない
私は仕事の中でカウンセリングをしお客様をより深く理解します。
そこからお客様が着ていて「心地いい」スタイリングやお望みのスタイリングに持っていくのですが
その際に自分のメンタル状態がよくない時、
自分の見たいようにお客様を見てしまう可能性があります。
だからこそ、私はニュートラルに自分を整える事を重要視しています。
自分でいれる時間を持つ
具体的に自分を保つためにどういう事をしているかというと
他人からすごいと思われたいとか、SNSに載せたいとかそういう目的を排除した状態で自分が個でいられる時間を作っています。
・読書をする。
・音楽を聴く。
・絵を描く。
・気ままに散歩する。
・公園のベンチに座って池を眺める。
その日によって行動は違いますが、フラットな自分でいれる時間を過ごします。考えるを休憩し感じるに集中するとも言えるかもしれません。
美しい世界に住んでいる。
私は幼い頃から
なんでこの世界はこんなにもカラフルなんだろうと思っていました。
それは、田舎で生まれ育った環境かもしれません。
自然は季節によって咲く花も葉っぱの色も遊びにくる鳥の鳴き声も違います。
自然の美しさには敵わない。以前自然の配色からスタイリングを思いつくと書きましたが、よく風景画を書いていた幼少期の経験からだと思います。
絵の具を混ぜて出したい色を作るのが得意なことも、きっと自然が教えてくれたこと。
地球に生かされていること、そして私は個である事を実感することが私にとってはニュートラルに帰れる時間なのかもしれません。
自分にとっていい時間を持つこと
いい時間とは人それぞれだと思います。
私の場合は個ですが、人といることがいい時間の人もいる。
もちろん私も人といることが好きですし、同じ匂いがする人、同じ感覚を持っている人と過ごす時間は心地がいい。
自分はこういう時間を過ごすのが心地いいんだ。
こういう空間にいるのが心地いいんだ。
それを知っていれば、自分を失うことはないと思っています。
「心地いい。」
私がお客様の服をスタイリングする時に最も大事にしていることです。
その服を着て自分になれる感覚。
着飾るだけがスタイリングではない、その先にどんな未来を与えたいのか。
私の場合はファッションを通して自分の人生が楽しいものなんだ。自分は自分でいいんだ。と知ってほしいと強く願っています。
もっと自由に、もっと愛を。
人を愛し愛らしく人生を生きたいなと思います。
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