#推薦図書 NO2 「ユニクロ潜入一年」

「ユニクロ潜入一年」横田増生 (著)



ユニクロに1年間3つの店舗に潜入したルポ作品。離婚をして、名前を変えることで潜入を1年間おこなったリアルなユニクロの現状を描かれている。

個人的にはユニクロ商品については気に入っている部分があり、柳井さんがここまでの規模にしたことは凄いという印象。しかし、急成長の陰には多くの人材の使い捨て、低い賃金での搾取、サービス残業の常態化などニュースとなるレベル、裁判となるレベルの批判がされているのも事実。

今は柳井さんの剛腕ともいうべきリーダーシップにてギリギリで成り立っている状態であるが、個人的には従業員を大切にできない企業に未来はない、お客様に対しても同様の対応になってしまうと思っている。ユニクロで働く事と実情について鮮明に描かれている作品。ぜひ一度お読みいただければと思います。

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