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<無料公開>学校教員の在り方について考える。

教員になる際には主に各地方自治体の採用試験を受け、公立や国立の小中高などで採用されて働く人の割合が多い。その際に新卒社会人と同様に大学を卒業し、即採用されて働く場合や試験に数回挑戦し、その期間は常勤や非常勤など種類はあるが講師として経験を積み教員になっている人がかなり多い。
小中高の時に教員より、「社会は甘くない、社会は厳しい」などという言葉を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。しかし、この言葉を発している教員自身がせいぜいアルバイト程度の社会経験しかない人がほとんどであり、社会の実情を何も知らないのが現実である。
先日ネットにて教員の方がインターンをおこない、現在の社会の実情を知ることができたという記事が話題になった。このインターンというのは3日間。3日間のインターンで社会を経験できたと思ってしまう思考に今の教育現場の実情が集約されているのではないかと思う。
3日間は極端な例だとしても数週間などのインターンしたくらいで世間を知れるとは思う人はわずかであると信じたいが、学校教育に携わる人々の一部にはそうゆう残念な世間知らずな思考の人がいるは紛れもない現実。
そもそも、社会人経験なく学生から即試験に突破すれば教員となり先生と呼ばれてしまう仕組みに問題があるんだよね。しかも、その後一定の研修はあるが、内輪での研修でしかなく、社会とは浮世離れしていくだけ。
今は免許更新制となったが、それですら時間とお金がかかるだけで中身が伴っているとは到底思えない状態。もちろん、頑張ってる教員や日々研鑽をおこなっている教員も存在しているし、優秀な方もいらっしゃる。
しかし、今の仕組みではあまりにも負の側面が多すぎる。教育のシステムを改善すべきであるが、本気で改革をおこなう人がいないのが残念でしかない。

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