NHKの全世帯徴収案を総務省が見送り。って当たり前だろ！

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ネット同時放送導入を理由にNHKが提案していた「テレビ設置の有無に関係なく全世帯・事業所から受信料を徴収する仕組みの導入」について総務省が見送りを決定したとの事。国営放送でもないのに個人情報の取得だとか、テレビの未設置届けを出せとか最近暴走が止まらないNHK。当たり前だが、正常な判断がされた事にとりあえず安心した。

ただ、あくまでも「テレビ設置の有無に関係なく全世帯・事業所から受信料を徴収する仕組みの導入」が見送りであり、個人情報取得や未設置届けについてはまだ継続して議論される模様。本来議論すべきであるのは受信料徴収という仕組み自体の是非であり、スクランブル放送導入を提案議論するタイミングがきているのではないかと個人的には思う。

ネット同時放送をはじめたり、NHKの番組を別に否定するわけではない。単純に多くのコンテンツがある時代であり、Netflixなどのサブスクや民放各社もオンデマンドを含めネット配信のあり方を模索してる中でNHKが強制的に受信機器がある事を理由に支払いを強要しているのは時代錯誤であり、国民の多くは納得していないのではないかと感じる。もちろん、個人的には今のNHKのあり方には疑問しかない。

徴収コスト削減の為とか理由を色々述べてはいるが、徴収コストの議論であればスクランブル放送を導入すれば解決する話。しかし、その提案すら自らしないでどうやって徴収するかの視点でしか議論しない姿勢が問題。「とりあえず払ってもらってから考える」なんて姿勢や暴論が通っては絶対にダメだろう。