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【Kindle本50%オフセール】おすすめ小説⑦


GWセールの対象になっている小説を厳選第7弾となりますので参考にしていただければ幸いです。

「死の島」小池真理子 (著)

文藝編集者として出版社に勤務し、定年を迎えたあとはカルチャースクールで小説を教えていた澤登志男。
女性問題で離婚後は独り暮らしを続けているが、腎臓癌に侵され余命いくばくもないことを知る。
プライド高く、理性的なひとりの男が、自分らしい「死」の道を選び取るまでの内面が、率直にリアルに描きつくされる。
人生の幕引きをどうするか。深い問いかけと衝撃を与えてくれる小池真理子の真骨頂。


「輝跡」柴田よしき (著)

野球の才能に恵まれながら、家庭の事情で一度はあきらめたプロ野球選手になる夢を叶えた北澤宏太。高校時代の恋人・穂波、野球雑誌に左遷された編集者・美潮、先輩選手の妻・雪菜、落ち目の歌手・マリア、娘をもうけながら離婚した女子アナの妻・茉莉。一人の投手の光り輝く瞬間の軌跡に関わった女性たちの物語。


「ぼくらの犯した罪の半分」紫倉 紫 (著)

半年前に起こったある事件、ぼくはその一部始終を書き記そうとしている。
SNSで出会った顔も知らない女性・ユリアと、ふと立ち寄った花屋で働いていた香純。二人の女性の間で起こった悲劇、そしてその時ぼくがとった行動とは――。


「ずっとあなたが好きでした」歌野 晶午 (著)

「二度読み必至」を超えた、三度読み推奨ミステリー! あなたはこの企みを見抜けるか!?
年齢を偽ってスーパーでアルバイトする中学生の大和。バイト仲間の高校生・三千穂といい雰囲気になったが、正社員の宗像主任が露骨に2人の邪魔をする。


「伶也と」椰月美智子 (著)

ふたりが迎えた衝撃の結末は最初のページで明かされる!―32歳の直子は初めて訪れたライブで「ゴライアス」のボーカル・伶也と出会う。持てるお金と時間を注ぎ込み、すべてをなげうち伶也を見守り続ける直子。失われていく若さ、変わりゆく家族や友人たちとの関係。恋愛を超えた究極の感情を描く問題作!


「ひよっこ社労士のヒナコ」水生大海 (著)

朝倉雛子は、新卒で就職に失敗して派遣社員で働いていたが、社会保険労務士の試験に三回目で合格し、社会人になって5度目の春に社労士として新たなスタートを切った。
社労士とは、労働関連の法令にもとづく書類の作成代行をしたり、企業の労務管理や社会保険に関する相談や指導を行ったりする国家資格の職業。いわば、働きやすい環境をつくるのが仕事。
ヒナコが、クライアントの会社で、ちょっとした事件を解決していく(時には失敗するけれど)、読んでこころがほっこりする連作短編集です。


「東京ワイン会ピープル」樹林 伸 (著)

不動産会社に勤める入社4年目のOL桜木紫野は、初めて参加したワイン会でベンチャーの若手旗手、織田一志と出会う。ある事件で身動きがとれなくなった織田の代理で、紫野はさまざまなワイン会を巡る。そこは男女の愛情と欲望と打算が渦巻く場でもあった。
ワインに引き寄せられた人々の熱情と宿命に、紫野も巻き込まれてゆく……。


「応えろ生きてる星」竹宮ゆゆこ (著)

結婚直前の会社員・廉次の前に現れた女は、突然のキスと、謎の言葉を残して消える。
直後に、婚約者に目の前で別の男と駆け落ちをされた廉次は謎の女と再会。
婚約者の行方をある手段で探し出そうとする。


「ブルース」桜木紫乃 (著)

没落した社長夫人が新聞に見つけた訃報、それはかつて焦がれた六本指の少年のものだった。霧たちこめる釧路で生まれた男が、自らの過剰を切り落とし、夜の支配者へとのしあがる。男の名は影山博人。貧しく苛烈な少年時代を経て成熟していった男は、女たちに何を残したのか―。謎の男をめぐる八人の女たちの物語。


「ふたご」藤崎彩織 (著)

彼は、わたしの人生の破壊者であり、創造者だった。異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。SEKAI NO OWARI Saori、初小説!
ふたごのようだと思っている。
彼は私のことをそんな風に言うけれど、私は全然そんな風には思わない。
確かに、私は人生の大半を彼のそばで過ごしてきた。晴れた日も雨の日も、健やかな日も病める日も、富めるときも貧しきときも、確かに、私は彼のそばにいた。
けれどもその大半は、メチャクチャに振り回された記憶ばかりだ。



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