公務員と民間企業の残業について考える。
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公務員と民間企業の残業について考える。
公務員の残業については、地方公務員であっても国家公務員であっても部署や役職によって大幅に異なる現状がある。しかし、残業代については税金から支払われている。もちろん、必要となる労働や仕事に関しては支払うべきであるが、あまりにも非効率的な仕事をして残業代が支払われている場合もあるのが現状。
学校教員の場合は長時間労働であったり、残業代金についても見込みとしてわずかに支給されるだけ。本当に不思議な仕組みであり、その不自然さを解消しようともされない。それにも関わらず民間企業に対しては労務管理などというが、公務員ですらまともに労務管理が出来てないのに、民間企業の労務管理なんてさらに規模が大きくなることが理解できないのか。
実際今の労基法に関してもまともに運用できていないにも関わらず、高プロ制度が実際に施行され、働かせ放題になればこの管理が出来ていない部分を悪用する企業が増えるのは間違いない。そしてさらに公務員の異常さが際立つ結果となるのではないか。
国家公務員であれば官僚と呼ばれる人々を始め、国会の会期や時間に合わせる形で異常な残業をおこなっている。また、地方公務員であっても東京で過労死ラインの労働時間の残業がおこなわれていたことがニュースにもなった。
労働に全てをかける人生はどうなのか?というのが個人的な感想。もちろん、自分自身が好きな事であったり、やりがいを感じていたり、その労働に見合う収入があるだとかメリットが享受できているのならばよいと思うが、残業代が公務員のように支払われている民間企業は少ない。
残業をさせたもん勝ち、過労死をさせたもん勝ちとなっている今の法律、罰則に欠陥があるのが1番の問題。させ続けてバレたらそれに準じて罰金を支払った方が正規に残業代を払うよりも企業としてはお得だと判断されてしまっているのが今の日本社会の闇。
一般企業では当たり前のように定時にまずはタイムカードを打刻して、そのあと雑務処理をしましょうだとか当たり前のようにそこから新たな仕事を始めるとかがおこなわれている現状。
ただ、残念ながら日本の多くは社畜といわれるようにそれらが何も伴わず、生きる為に働かされてる、義務として働いているだけ。労働時間が長ければそれだけメンタルに負担がかかる事は証明されてるわけだからね。本当に生きる為の労働から解放されるにはベーシックインカムこそが必要だと思う。
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