キーマカレー

キーマカレーですが、やたら私って寒さに強いんですよ。

ほら、最近は寒くなって冬が近づいてきたとか言われるじゃないですか。

でもまだ私ってスーツの上着を着ずに下着とワイシャツだけなんです。

あ、下着とワイシャツだけといっても下半身は含まれていません。

ズボン穿かずに下着だけだと、さすがの私も警察へと連行されます。

そうではなくて上半身は下着とワイシャツだけしか着ていないという意味になります、下半身はちゃんと穿いてます。

あ、知ってました？

ワイシャツってYなシャツなのではなくて、ホワイトなシャツの訛りなんです。

出川哲郎がワイ?（Why）と言いつつ両手を挙げる動作に割と由来が近いんですよ。

赤いワイシャツとか本来なら存在しないんです。

何の話でしたっけ。

そうそう寒さに強いんです。

母上様が東北地方の出身で、寒さに強いデオキシリボ核酸や助さんを受け継いでいるというのも確かにあります。

しかし、そうであっても強過ぎると良く言われます。

これはですね、仮面ライダーは特訓する事によって能力が向上するように、人間も鍛える事によって寒さ耐性が強化されるんです。

いわば強化人間という事ですよ、フォウ・ムラサメですよエルピー・プルですよ。

決してマシュマー・セロではありません。

それでは、どういう強化方法なのか。

まず第一に、我が家の暖房器具は嫁様の意思によって稼働の開始が決まることが挙げられるます。

これはメイン暖房器具であるコタツの必須要素なコタツ布団が、下手をすると来年まで出てこない事を意味します。

更には、私の部屋着も衣替えは嫁様の気分によって成され、私は甚平のまま年を越す事態となる訳です。

考えられます？

外では雪が舞っているのに部屋の中ではエアコン無しのコタツも無し、私に至っては甚平姿ですよ。

真冬に甚平ってどうなんですか、普通はおかしいと思うじゃないですか。

でも嫁様は私に興味がないので全然気にならないんですよ。

嫁様が気付くのは年明けの2月とか3月くらいです。

かくして、私が普通のパジャマ姿となるのは年に2ヶ月ほどな訳でした。

しかもコタツ布団と私のパジャマが出てくるまでは1ヶ月近いタイムラグが発生するのです。

つまり、その間の我が家ではコタツに甚平という世にも奇妙な光景が繰り広げられる訳です。

どうです？鍛えられてるでしょ。

以上、報道フロアからお伝えしました。

コタツに甚平の図