ポークソテー
ポークソテーですが、今noteで「#私だけかもしれないレア体験」って記事を募集してるじゃないですか。
これは前回の飲み会でも話題になったんですよ、私の入院回数が多過ぎると。
気になったので私も他のメンバーに聞いてみたんです、お前ら入院した事あるのかって。
そしたら殆どのメンバーは入院した経験がないそうなんです、せいぜい数日入院したくらいらしいんです。
そこで、今までnoteではあまり書いた事がなかった私の入院遍歴を綴ってみたいと思います。
まずは、めでたき初の入院です。
これがですね、息子2歳の時だから17年前ですよ、まだ娘を仕込む前の事ですよ。
休みの日に、当時ラブラブだった嫁様と息子を連れて買い物とかしてたんです。
買い物って買う物を買ったら普通は帰るじゃないですか、でも嫁様は困った事に他の店も見てみたいとか言うんです。
仕方がないから息子だけベビーカーに乗せて帰りましたよ、嫁様まで搭載すると潰れるんで。
そんで帰ったら買ったものを冷蔵庫に納めたりするじゃないですか、そしたらもう夕方じゃないですか、少し疲れたんで昼寝するじゃないですか。
息子を寝かせて自分も昼寝したんです。
そんで、しばらくウトウトしていたら突然息子の奇声が聞こえたんですよ。
キョエエエーーーッ!!って。
何だ何だと思って目を開いたら、一瞬だけ息子が宙を舞っているシーンが網膜に投影されたんです。
その技がフライング・ボディプレスだったのかフットスタンプだったのか今となっては分かりません。
確かな事は私のアバラに対し息子のパーツが絶妙な角度で激突したというだけです。
死にかけました。
息子は見事に私のアバラへと落下し、結果アバラと肝臓が接触、これで肝臓に亀裂が入ったのです。
翌日は40度の熱が出て全く動けず、さすがにこれはヤバイと思ったので病院へ行き数日は薬を飲んで自宅療養していました。
しかしその後、息をすると胸に激痛が走る事に気付きました。
ゆっくりと息をしないと痛みで身体が仰け反ります。
丁度通院の日だったので2in1の担当医に相談し、レントゲンを撮ってもらいました。
そしたらです、胸内に大量の水が湧いていたんですよ、これで私も日本の名水百選に仲間入りですよ。
診断は胸膜炎です、キミも胸膜炎遊園地でボクと握手です。
はい、即日入院でした、脇腹に管を刺されて水を抜かれました、極太の管を刺されました。
そして私の脇腹に刺された管は車輪の付いたポコポコいうタンクと接続され、どこへ行くにもこのタンクマシーンと一緒になったのです。
私はそのマシーンをジャックと名付けました。
という事で2週間の入院をした訳なのです。
しかし、これは楽しい入院生活の始まりでしかありません。
新たな入院への伏線だったのでございます。
続く。