
崎陽軒のシウマイと焼きそば
崎陽軒ですが、横浜の食べ物といえばコレ1択という人々も多いかと思います。
事実、家計費に占める焼売の割合は横浜市が全国一なのです。
ちなみに、焼売は崎陽軒のものを特にシウマイと表記します。
決してシュウマイではありません。
これは、崎陽軒初代社長が焼売の事を栃木なまりで「シーマイ」と言っていたから、というのは秘密です。
【不定期連載】 〜 実録 家族の肖像 〜
昨日は以前から気になっていた場所へ、一家で行ってまいりました。
その場所とは、周囲にほとんど日産スタジアムしかないという辺鄙なJR横浜線小机駅から徒歩15分もかかる、更に辺鄙な場所にある阿部商店さんです。
鶴見川堤防の真下にあって少し入るのに躊躇する、駄菓子屋かつ食事処かつ居酒屋かつキャンプ場という訳の分からないお店です。
今回は昼食でお邪魔したのでした。
このお店はネコのいる居酒屋としても有名だそうで、食べログなど数々のサイトでも紹介されております。
いわばネコバルといった趣きでしょうか。
あ、ネコバルといっても肴にネコの肉が使われていたり、ネコにバオーが寄生している訳ではありません。
靴を脱いで畳敷きの店内に入ると、早速ネコ様が私達一家を出迎え横で寝てくれました。
そして暫しネコにジャレつつ到着したのは、私が注文しましたサバ塩定食850円也です。
サバは当然の如く美味しいのですが付け合わせの一品が、これまた美味しいのです。
季節物でしょうか、菜の花の辛子漬けは絶品でネコならぬ酒の肴にも合うでしょう。
調べてみると使われている野菜は店の畑で朝採りされた物のようで、これまたお腹も満足スニッカーズでした。
煮物なども家庭的な味わいがあり、常連客が配膳や注文を手伝ったりと、店の中自体が家庭的な味わいを醸し出しております。
食後、腹ごなしに付近を散策すると嫁様が公園を発見しました。
小5女子と競ってブランコを漕ぐ嫁様。
シーソーへ高1男子と同時に乗って、自分の方が体重軽いと大喜びする嫁様。
おまえがナンバー1だ、というベジータの心境なのでしょうか。
そして道中の〆は、横浜市民の誇りである崎陽軒の工場でした。
崎陽軒の工場見学は人気が高く募集があったら瞬殺で無くなりますが、工場にはプチ・ミュージアムという店舗が併設されているので多い日も安心です。
ちなみにミュージアム内では蒸したてのシウマイなどが有料で食べられ、息子は月餅アイスクリームなどという訳の分からない物を買って食べていました。
ここから帰路へとつくのですが公共交通機関を使う場合は、近所にあるIKEA港北でホットドックを食べつつ無料パスで新横浜へ出るのが最適解なベターですね。
現場からは以上です。
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