Kindle本「1万人の子どもが変わったはまるおうち読書」〜読書ができれば、他のことは何とかなる〜
★オンライン習い事「ヨンデミー」の立ち上げ
今日は教育に係るKindle本を紹介をします。
「1万人の子どもが変わったはまるおうち読書」というKindle本です。
この本は、子どもに読書家になってもらうための、
オンライン習い事「ヨンデミー」を立ち上げた、
笹沼颯太さんという方が書かれた本です。
著者は大学在学中、
小学校の子どもたちの家庭教師をしていて、
その先々で、保護者の方からよく尋ねられた質問があったそうです。
それが、
「先生はどうして本を読むようになったのですか」
という質問だったそうです。
子どもに本を好きになってもらいたいけれど、
なかなか読んでくれない。
どうしたら本を読んでくれるようになるのか、
その方法が知りたい。
思いのほか多くの保護者が、
そんな悩みをもたれているということを知ったのです。
そこで思い立ったのが、「読書の家庭教師」。
著者は、独自教材を使って、
週何回かのレッスンを行うことから始め、
いろいろと工夫するなど、試行錯誤を繰り返したそうです。
すると、ほとんどの子が
読書にはまるようになり、
最終的に自ら進んで読書をするようになったそうです。
この経験を通して、
子どもが本を読むようになるためには、
「読書のはまり方」を教えてくれる
先生が必要なのだと考え、
著者は、2020年4月に、
東京大学在学中に仲間とともに
株式会社「ヨンデミー」を立ち上げたそうです。
★読書はすべての子どもが身に付けるべき「スキル」
著者は、家庭教師を通して、
予測不能な今後の世の中を
子どもたちが自己発揮して
生きていくために、
子ども時代にどのようなことを
学ぶ必要があるのか考えるようになったようです。
保護者からすると、
4教科の勉強はもちろんのこと、
英語やプログラミング、スポーツ、
ピアノなど、世の中には子どもに
学んで欲しいことが溢れていて、
何をさせたらいいのか迷います。
子どもには一人一人個性もありますから、
同じ選択をして同じように努力したところで、
まったく違う結果になることもあります。
しかし、そんな中で、
1つだけだれもが学ぶべき、
身に付けるべきスキルがあるとしたら、
それは「読書」だと著者は考えたのです。
私は、この著者の考え方に全面的に共感しました。
★私の読書教育の取組
私も30数年間小学校の
教員をしましたが、
著者と同様に、
すべての子どもたちが身に付けるべき
スキルがあるとしたら、それは読書だと考えていました。
もちろん、学習指導も好きでしたし、
特別活動を通して成長していく
子どもたちの姿を見るのも好きでした。
しかし、この子たちが
大人になった時に、
最も大きな武器となるスキル、
習慣は何だろうと考えていて、
それが「読書」だったのです。
なので、私は教師としての
ライフワークとして、「読書教育」を進めていました。
具体的には、毎朝10分間の「朝の読書」。
3分間だけ学級全体に読み聞かせを行い、
残り7分を自分の好きな本を読むという
シンプルな取り組みでした。
また、「一行感想記録」、
ページ数を記録し可視化していくことで、
継続の意欲をもたせる「読書マラソン」も継続しました。
さらに、私が読み聞かせた本の
内容から出題する「読書クイズ」や、
子どもたちが自分の読んだ本を紹介する
「ブックトーク」なども行ってきました。
最終的に多くの子どもたちは、
こうした意欲付けのための
取組をしなくても、自ら本を選び、
読書にはまっていってくれるようになりました。
★「読書家」を育てる素晴らしい仕組み
私は、こうした取り組みを、
学校全体で共通の取組として進めたこともありました。
しかし、全体で取り組んだ場合には、
個々の先生方の「読書教育」に対する
温度差や、読書指導のスキルの差が
ネックとなり、あまり成果をあげることはできませんでした。
ですので、この著者の活動が、
私には「ドはまり」したのです。
著者が優れているのは、
私がこうした「課題」だと考えた点を
クリアしているところです。
まず、指導モデルとして、
教育会のノーベル賞に値する
「グローバルティーチャーショー」を受賞した
ナンシーアトウェルシの
「リーディングワークショップ」を参考にしています。
そして、学習ツールとして
スマホを使っていることと、
教えてくれるのはAIの「ヨンデミー先生」。
「ヨンデミー先生」は、
子ども一人ひとりの興味関心や、
読書レベルを診断し、
その子に合った本をおすすめしてくれますし、
なんと、おすすめした本を、図書館で予約できる機能もあるのです。
また、1日3分ほどのゲームのような
レッスンがあり、それぞれが読んだ本について
コメントを書くと、
同じ本を読んだ仲間から
「いいね」のコメントが来たりするのです。
さらに、読んだ本の冊数も記録されて、
褒美のバッジがもらえたりと、
子どもの読みたい意欲を引き出し、
習慣化し、最終的に「読書家」を育てるのです。
この習い事が、30日間の無料体験があり、
2ヶ月目以降は月々2980円。
兄弟がいる場合は、各1980円と割引もあり。
一生もののスキルが得られる
このレッスンが、
これだけ格安で受けられる。
ほんと、素晴らしい社会貢献だと思います。
子どもたちに読書の力をつけさせたい、
または親としてお子さんに
読書家になってもらいたい、
そう思っている方にとっては必読の1冊だと思います。
そして、こんな素晴らしい本が、
Kindle Unlimitedなら0円で
読むことができます。
ぜひご一読ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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