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初心者ランナーがLSDをして、浄化された話。

私は、走り始めて1年の初心者ランナーです。

最近、週末にLSDを取り入れるようになりました。
LSD(Long Slow Distance)は、「長い距離をゆっくり走る」トレーニング法で、私の場合は、10km走ると約1時間かかります。


短距離をスピードを上げて必死に走るスピード走よりも、マイペースに景色を楽しみながら走れるLSDの方が私は好きです。


朝、子どもが寝ていて、まだ日が登り始める少し前から出発です。

たまに、「う〜ん、今日はやめとこうかなあ。雨がどしゃ降りに降っててくれたら走らなくていいんだけど」なんて思う日もありますが、淡々とルーティンの着替えを一通りすませます。

そして、ドアを開けて、ひんやりとした朝の爽やかな空気の中に飛び出します。すると、一気に一瞬で身体も心も浄化されるのを感じます。開放感に満ちあふれ、「ああ、やっぱり今日も走り出してよかった」と感じます。

音を楽しむ


川沿いを走ると、サラサラ流れる川の水音が耳に心地よく流れてきます。
そこに、自分がタッタと走る足音と、ハッハとリズミカルに呼吸する音を重ねていきます。
時々、鳥(といってもカラスが多いですが)も、このランニングシンフォニーに参加してくれて、良いアクセントになります。


音楽をイヤホンで聴くよりも、このように自然の音を楽しむ方が、自然と一体感を感じられます。

自分の内面世界へ


この自然の音楽を楽しみながら進んでいくと、徐々に周囲の音も、景色も意識から遠ざかっていきます。
そして、気がついた時には自分の内面世界へ入り込んでいます。
凝り固まった思考が解けて、新しいアイディアが浮かんできます。走っている間に前向きな気持ちになれたりと、精神面でも良いことがたくさん起こります。

目の前に広がる景色に心奪われる


そしてふと、再び景色に意識が戻ってくると、いつの間にか目の前には素晴らしい地球からのギフトが広がっています。
朝焼けの赤と、夜の終わりの青が美しいグラデーションをなして、目の前の空のスクリーンに広がっているのです。
川沿いなので、目の前を遮る建物も多くはありません。

いつの間にこんな綺麗な景色が広がっていたのでしょう。内面世界から戻って来てふと気がついた時には、いつもすでに朝が始まろうとしているのです。
時にはマジックアワーと言われる、空気全体が薄赤くぼんやりと染まる美しい時間を楽しむことができます。


ランニングで浄化体験


半径5kmで、こんな浄化体験ができるので、やみつきになります。初心者だからこそ、こんな短時間、短距離でもリフレッシュ効果が高いのではないでしょうか。
耳も、心も、身体も、目も、美しいものに触れられ、地球に感謝する気持ちが、自然と湧き上がってきます。

このアクティブデトックス体験、皆さんも楽しんでくださいね。







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LITTLE BY LITTLE
最後まで読んでくださってありがとうございました。一人一人の読者の皆さまが読んでくださることが、私の大きな活力となります。 あなたの今日が素敵な1日になりますように!