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「繊細な心」との付き合い方〜30年超向きあい続けて得られた方法〜

内向型が、自分の感情と向き合い続けて


私は内向型の繊細さんです。

物心ついた頃から、自分で自分の感情の扱い方に悩んできました。
他の人と比べて、自分の感情が、繊細に大きく上下していると感じていました。

学生時代は、落ち込むとベッドに横になったまま1日動けなくなったり、
ストレス発散に食に走ったりと、感情にのまれて苦しい時も多々ありました。

けれど、自分が「繊細さん」なのだと自覚してからは随分と楽になりました。

繊細な心は宝物


この繊細な心と付き合い続けて、アラフォーになる私が感じたことは、「繊細な心は宝物」ということ。


私も、繊細だからこそ、今までの人生で、心が震える瞬間を数多く経験してきました。
人の何気ない一言や、小さな出来事に感動できるって素晴らしいことだと思いませんか?

そうは言っても、喜怒哀楽のうち、ネガティブな感情に飲み込まれてしまうと、心が苦しいですよね。

嬉しい、楽しい、などのポジティブな感情は大切にとっておいて、
辛い、苦しい、などのネガティブな感情は、なるべく軽めにしておきたいものです。
ではどうやったら良いのでしょう?


内向型で読書好きな私は、救いを求めて数多くの書籍を手に取りました。
そこから学んで実践してきたもので、私にとって効果的で今も継続しているものをご紹介しますね。

感情は「一時的」と捉え、コントロールする


まず、感情は、一時的であり、コントロールができるものであると知っておくことが大切です。

気持ちが上がらない時でも、背筋を伸ばして、形だけでも笑顔を作っていると何だか気持ちが上向きになってきます。
感情は複雑なようで、ちょっとした工夫で自分でコントロールができるようになります。

では、どうやってコントロールすれば良いでしょうか?
特に繊細さんは、自分の気持ちをコントロールする方法をいくつか持っていると、安心です。

①感情さんを認めてあげる


ネガティブな感情になったら、否定するのではなく、一旦受け止めてあげましょう。

ネガティブな感情を感じる自分は、悪くはありません。

「苦しいさんが今来ているのね。苦しいさんこんにちは、しばらく一緒にいてもいいよ」

そうやって擬人化して、一旦は受け入れる。
そうすると、不思議と気持ちが少し楽になってきます。

②ネガティブな感情を分析する


失敗して悔しいのならば、それだけあなたが本気で向き合っている証拠。
寂しいのならば、それだけあなたが相手を思っている証拠。
辛いのならば、あなたが頑張っている証拠。

気分が落ちている時だからこそ、「自分がどうしてそう感じるのか」を分析してみましょう。

私は、自分を分析した結果、人が大勢集まるイベントに行くと、いつもぐったり気疲れしてしまうことに気づきました。

そう分かったら、もう無理してイベントに行く必要はありません。
パーティーや飲み会などは、意識して避けるようになりました。

ネガティブな感情が湧き出てきた時こそ、自分を深く知るチャンスです。そしてより自分を大切にできるようになります。

③プチリチュアルをする


「これをすれば、自分が気分が上がる」という儀式や行動を、いくつか持っておくこともおすすめです。

これは、看護師で、僧侶の玉置妙憂さんの書籍から学びました。


それを、「この行動をすれば元気が出る」と、自分に意識づけをしておくことで、落ち込んだ時に意識してその行動をすれば、気分が上がってきます。

玉置さんは、これを、小さな儀式:「プチリチュアル」と呼んでいます。


あなたもきっと、日々の生活で何となく、これが好きだなあと感じている行為があると思います。それを儀式にしてみましょう。


プリリチュアルは、いろんな種類を持っていて方が良いですよね。
いつでも、どこでも、できます。

本当に気分が沈み込んでいる時は、元気を出す「プチリチュアル」の存在も忘れがちです。

そんな時のために、あらかじめ、プチリチュアルメニューを作っておくと良いですよ。
メニューから選ぶと、何をするか考える手間が省けてすぐに実行できます。こんな感じです。

⭐️プチリチュアルメニューの一例⭐️

          効果   所要時間
ランニング     特大     30分
紙にジャーナリング   大    30分
布団でお昼寝      中                30分
ガーデニング      中    20分
Apple Watch 瞑想    小    1分
などなど

メニューを作る作業も、私にとっては心地よい時間です。私はエクセルに表を作って保存しています。

あなたのメニューもぜひ作ってみてください。

繊細な心を花のように育てよう。


内向型で、繊細な感情があるからこそ、私は人生で大きな感動を得ることができると思っています。
昔は苦労もしましたが、今はこの繊細な感情を愛おしく思っています。

バラを育てるのは難しいですが、その分咲かせる花はとても美しいですよね。繊細な心も、丁寧に育てる価値があるものです。


あなたも自分の心を大切に、上手にお付き合いできるといいですね!
そして美しい花を咲かせましょう。


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LITTLE BY LITTLE
最後まで読んでくださってありがとうございました。一人一人の読者の皆さまが読んでくださることが、私の大きな活力となります。 あなたの今日が素敵な1日になりますように!