見出し画像

ランニング初心者が走り出すまでの小さな壁と乗り越えた方法。

ランニング初心者としての壁をこえて

私は、ランニングを始めて2年ほどの初心者です。何事も、ゴールするよりスタートする方が難しいと言われます。私も、最初走り出すまでに勇気がたくさん必要でした。
ここでは、私が無事にスタートラインから足を踏み出せた過程をご紹介します。

走り出す際には、いくつかの壁が立ちはだかっていました。

走ると「恥ずかしい」

まずは、走ることに「恥ずかしさ」を感じずにはいられませんでした。
運動不足の体型で、よちよち走っている姿を見られるのが恥ずかしい。
顔を真っ赤にして、息を切らしながら苦しそうに走っている姿を見られるのが恥ずかしい。
いつも一張羅の同じジャージをきているのが恥ずかしい。

走ると「めんどくさい」

そして、女性が走ることは非常に「めんどくさい」行為だと思っていました。
まず、朝起きて、いつも通りに化粧をします。髪もそれなりにヘアアイロンをして整えています。日中を過ごしている間に走ろうと思い立って、走ります。
すると、たくさん汗をかくので、走った後はシャワーを浴びたくなります。この際、髪と顔を洗うことに勿体なさを感じていました。1日はまだ続くので、ここで髪と顔を流すと、またセットのやり直しです。
めんどくさい。

涼しい時に走って、汗をほとんどかかない日もあります。
そんな時は、「髪と顔は洗わなくていいかな?」と思うのですが、その後ずっと、顔と髪がベタついているような不快感が強く、結局気になってしまいました。

「やる気」がなくて走れない

気持ちが上がっている時は良いのですが、元気がなくて全くやる気がない時もあります。走ろうか、いややめとこうか。いつまでも煮え切らない時間ばかりが過ぎていきます。


小さな工夫で乗り越える

乗り越えたというよりも、壁に小さな穴を開けてその隙間をすり抜けたイメージです。方法を少し変えて、ちょっとかわしただけです。

曜日と時間を決める

今では、走る曜日と時間を決めています。

曜日を決めていると、その日は朝から走るための準備をすることができます。
思いつきで、走りたい時に走るよりもスムーズです。やる気に頼るよりも、習慣化した方が行動を起こしやすいとも言われますね。ルーチンにして、頭を空っぽにして走るまでの行為を自動化しています。

時間は朝または午前中としました。
朝、まだ人通りが少ない時間だと、走る時の羞恥心もやわらぎます。

メークと髪のセットを簡単に

走るまではほぼノーメイクで過ごします。髪のセットも、寝癖を直すだけに留めておきます。ほとんど誰にも合わないし、外にも出ずに家の用事をしているので問題ありません。

ほぼ、というのは、顔を洗って、日焼け止めと眉毛とチークはしているからです。恥ずかしさを打ち消す最低ラインが、私の場合は眉毛でした。眉毛がないとずっと寝起きの顔のまま過ごしているような、顔も気持ちもぼんやりした状態になってしまいます。眉毛を描いて目を覚まし、チークをして気分を上げる。
走っている間は帽子もかぶっているので、よく見えないはずと自分を言い聞かせています。5時台の早朝に走る日もありますが、その日は完全ノーメークになりました。だんだん厚かましくなるものです。

今ではシャワーで、顔も髪も洗ってすっきりと気分良く、ランニングを終わらせることができます。爽快感もひとしおです。

振り返り

こうやって改めて書くと、なんとも微笑ましい悩みなのです。けれど当時の私にとっては大問題で、スタートを切るのに随分と時間がかかりました。
きっと同じように迷っていらっしゃる方もいると思います。

思い返すと、まだまだ壁がありました。でも、なんだか長くなりそうなので、続きはまた次の機会にご紹介させてください。

ここまで読んでくださってありがとうございました。


最後まで読んでくださってありがとうございました。一人一人の読者の皆さまが読んでくださることが、私の大きな活力となります。 あなたの今日が素敵な1日になりますように!