キボリノコンノ展とココノススキノ (前編)
相方と展覧会にいってきた。場所は札幌の
ノルベサ。屋上に観覧車が載ってる商業ビル。 今回は新聞広告で見つけた『キボリノコンノ展』。
絵画や美術品、コミックの原画等、はるばる津軽海峡を渡って展示しにきてくれる作品達を、相方と、時には一人で観に行くのは至福の時間だ。
きっかけは新聞広告。「は!?」。美味しそうな食べ物が全ての作品が木彫り。
図工や美術で彫刻刀での作品づくりが大好きだった私は、すぐさま相方に観に行きたいかを確認。同じく木を彫るのが好きだった相方は即答でイエス!
休みが合う日に、札幌の町へ繰り出すことになった。
狸小路やススキノは、長女がバンドマンだった時代に頻繁に通っていたが、その活動に終止符が打たれてからは、とんとご無沙汰。
その間にモユク札幌やココノススキノなど、新しい商業ビルができている。会場のノルベサにも私は入ったことがない。
近くの大きな立体駐車場に車を停めて、まずはランチできるお店を探す。
ノルベサ内のお店はピンとこなくて、ココノススキノに入ってみる。ラフィラの時やロビンソンの時があった場所。
とても雰囲気が明るい。なにが作用しているのかわからないけれど、良い。三階の食事処が集まっている所で、台湾屋台をイメージしたお店に決めた。アジアの屋台のYouTube動画ファンの相方は、うきうきでちょい飲みセットをオーダー。自分は点心4種とご飯。
パソコンかたかたしてるひとや、お勉強高校生、おしゃべり仲間など、いろんな人たちが滞在している。海外旅行客も団体で入ってきた。一昔前のススキノとはイメージが大きく変わった。ココノススキノは、昼間に人を呼べる良いきっかけになったと新聞記事にあったのも、頷ける。
ショッピングモールのフードコーナーとは全然違っていて、自由だけど落ち着いた雰囲気なのが居心地がいい理由だろうか。料理も美味しい。お店も様々。またこよう。
フードコートからテラスに出ると、そのまま地上まで階段で降りられる。いかしてる!テラスからの景色も良かった。夜はまた違う顔を見せてくれるはず。
準備は万端。いざ、『キボリノコンノ展』へ。
入場の時にバインダーを渡された。展示の最後にクイズコーナーがあり、その解答用紙とのこと。入場ノベルティのポストカードも木目にイラスト、かわいい。
驚くことに、全ての作品が写真撮影可能。写真にすることで、本物の食べ物に見えるように作られたものが多数。…どうゆうこと?
デザインを考えて、木を削って、形を作って、磨いて、着色して…その過程を想像するだけでもすごい事してるなと感動ばかり。
だって、一つ一つ手作業で…。泣きそう。
触っても良い作品もあった。…いいのですか!?ふぉー木のぬくもりがある…!
感動というか、興奮というか、ふぉーの連呼。他のお客さんの邪魔にならないように、気をつけながらひたすら鑑賞を楽しむ。
…今日のところはここまで。お読みいただきありがとうございます。後半につづきます⭐️