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薬を替えて様子を見るのです。

  MRI検査を緊急停止させた翌週、本来なら検査結果を聞くはずだった診察日、担当医と対面。
  「面目ないです」
  担当医に謝ってしまった。再チャレンジを直訴する気でいたのだが、担当医は
  「無理はせず、まずは薬を替えて様子をみましょうか?」
  との提案をしてくれた。

  MRI内で苦しくなったのが、マスクのせいのアホな酸欠なのか、パニック症状なのかわからず、万が一再チャレンジで同じ症状が出てしまったら、パニック障害となって二度とMRI検査はできなくなるだろうと考えていた私は、その提案にのることにした。
  

(あんなに悔しがり、自分の負けず嫌いについて語っていたのにこの体たらくですよ…。病巣が見つかるのが遅くなり治療が手遅れになってもかまわない。今の不安定な自分にはメンタル保持が第一と判断しました。)

  これまでは、チョコレート嚢胞での辛い症状を抑えるをために、生理を止める薬をのんでいたが(ジエノゲスト)、大量出血したりしてるので、一度女性ホルモンをぐっと下げる薬で(レルミナ)症状をおとなしくさせる作戦をとることに。…ざっくりした解釈なので、違ってたらごめんなさい…

  副作用として、気分の落ち込みがあるかもと担当医から話をきいて、少し不安になった。愛犬とのわかれ、娘達の独立、職場でのドタバタ、更年期、何が作用して自分がふわっとしてるのかわからないのに、さらに薬のせいで落ち込みやすくもなりうる──MRI緊急停止で、パニック症状も疑っていた私はすっかりひよっていた。(どちらにしてもメンタルには気をつけねばならぬ)

  不安な顔を見た担当医は
「1ヶ月のんでみて、様子を教えてください。その前に辛くなったら予約を早めに変更して受診しにきてください。」
  とのお言葉。…私は心の中で、頼りにしてます!ありがとうございます!を大声で叫んでいた。

  調剤薬局で受け取った新しい薬は、後発薬がなく薬剤師に「たっかいですね」とぽろっと言ってしまうほど高額だった。
  1ヶ月分だけで、良かった───!!


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