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【小さな暮らしのつぶやき】お金を捨てるような暮らしは辞めたいっ

お金を捨てていたのかも

過去の私は、収入が少ないのに洋服や雑貨を買って、飽きたら捨て活をしてスッキリという事を繰り返していました。そのお金を投資信託に入れて運用していたら、今頃いくらになっていたんだろう。そして、手放したものたちはどれだけの量になって、どこにいったんだろう。アパレルは世界第二位の環境汚染産業と言われていますが、たくさん買っては捨ててきてしまった自分を反省することが多いです。物を買っては捨てるを繰り返す事はお金を捨てているのと同じ事だった。そりゃあ、お金なんて貯まるわけないですよね…

おしゃれをする=服を買うじゃなくても良かった

おしゃれをすると気分が上がる。生活をする中で、おしゃれをする事は良いエネルギーになってくれている。服をたくさん買って捨ててみてやっと気がついた事はおしゃれをする=服を買うじゃなくても良かったんじゃないかという事です。服を買う目的は装いを変えて、気分転換がしたかったんじゃないかと思う。物を買わなくても、ヘアアレンジをしたり、美容院で新しい髪型にチャレンジしたり、ダイエットをしたり、マッサージをしてみたり。物を買わなくてもおしゃれを楽しむ手段は他にもあったように思う。

気分服との付き合い

捨て活を重ねるうちに、欲しいと思う服は実は着る機会が少ない事に気がつきました。欲しいと思う服は土日のお出かけ用の服が多い。つまりは1週間のうちに2回しか着るチャンスがない。洋服の整理の時に出てくるお気に入りなのに着ることがない服は土日しか着れない服が多かったです。オフィスワーク、パジャマなど生活をする上で必要な服というより、気分のために買うことが多いから、気分服とネーミングしております。これは子供のおもちゃやお菓子と似たようなものだと思っております。「一個にしなさい、すぐに飽きちゃうでしょ」おもちゃ売り場で時々こんな声掛けを耳にするけど、洋服を見ているとたまに思い出してしまう。

気分服はシェアを前提に買うことにした

すごく欲しいし、買うとテンションが上がるけど、いつしか飽きてしまう。飽きる事を前提として、気分服はシェアを前提として買うようになった。新品で買うのはよく着る服やすごく好きな服だけ買うようにしたらお金もあまり減らなくなりました。柄物の服や流行の服など、ちょっと手に取ってみたい服はフリマやフリマアプリ、セカンドストリートやトレジャーファクトリーなどで買って、飽きたらセカンドハンドで手放すサイクルにした。売れなかった服はウエスにして使い捨ての紙製品の代わりに。セカンドハンドで楽しむようになってから、部屋も散らからないし、お金も減らなくなった。新品で買う服は肌着を除いて10点以下になりました。これでも多いほうなのかもしれません。

環境負荷の高い外資系ファストファッションだけでも辞める

まずできる事から少しずつ。洋服代の節約を考えると、安い服を買う事を考えてしまうけど、環境負荷が高いのに、捨て方の対象になりやすい外資系ファストファッションブランドで服を買うことから辞めてみる。低価格の服ならセカストでブランドの服を買って、フリマアプリやフリマで売ったり、またリサイクルショップなどで売ったほうがコスパも良い。環境負荷が1番高いファッションとの付き合いは、外資系のファッションブランドで服を買い、ゴミとして捨てたり、海外に寄付をしてしまう事のようです。外資系ファッション×通販のパターンも買ったけど着ないの原因になりやすかったり、部屋に物やダンボールがたまりやすくて、なにかと悪循環になりがちな気がしています。プチプラを楽しみたいなら、回収もやっている国内の大手チェーンのほうがまだ良いかも…。気分服をセカストでブランド服が1番循環が良かった印象です。

本当に必要なことにお金を使えるようになった

慎重に買い物をするようになり、クローゼットが溢れることも、買ったけど使わなかったという事もほとんどなくなってきました。服を買うために他のものは節約するというスタイルで生きていたため、服を買わなくなり、固定費も見直したら、貯金や投資にまわせる額が増えてきました。微々たる額のことも多いですが、安定して黒字で家計を回せるようになってきました。乱立してしまった投資信託の一つで住宅のためのお金を育てています。なんとなく雑貨を買っては捨て活の対象になっていた楽天ポイントも投資信託に入れて夢貯金を育てています。

土のある生活がしたい

節約家の間では家は買うなといわれることが多いですが、土地や不動産を持つことで、安心して暮らせる未来に繋がることも多いと思っています。高騰する野菜も、土があれば自分で作れる。建物がダメになっても土地があれば立て直せる。コロナの時に思ったけど、賃貸だと収入が途絶えたら住めなくなるのはやはり不安です。都心に一戸建てを買うことはできませんが、ちょっと足を伸ばして、中古の物件なら買えなくもない…?と思うような土地を見かける事があります。小屋やタイニーハウスなら、どうにか買えなくもない??安い賃貸+北欧の週末農園をお手本にしたコロニヘーヴを持つ事なら私にもどうにかできるかも。数年後には捨ててしまう服や雑貨を沢山買ったり、通信費や払いすぎている保険に入るのを辞める事で、収入は少なくても本当に必要なものを買うお金が残せたのでは無いかと後悔をしています。

買ったつもり投資をしてみたり

闇雲にNISAを始めてしまったため、乱立していろんな商品を買ってしまっています。複数ある商品を、用途分けして保有することにしました。そのほうが投資する金額のイメージも湧いてきました。オルカンは老後、s&p500は住宅のために使うという感じで積み立てていこうと思います。以前は何か欲しいなと思ったら、洋服屋さんや雑貨屋さんに行く事が多かったのですが、最近は株という選択肢を追加しました。気分服の代わりに個別株を買ったり、新しい投資信託を探してみたり。服を買うのを辞めた時に、NISAで商品を買ってみたり。買ったつもり貯金みたいな感じで投資をしてみたりもしています。1株2株くらいの感じで買っているので、そんなに損が出ることもなく、良い気分転換になっています。

買い物以外の気分転換の方法を用意する

ミニマリストブームで大きく物を整理した事で物欲の沼から抜け出す事ができました。物の整理をしたことで自分の好みや飽きやすい服や物が分かりました。残った服は機能もデザインも優れているアウトドアブランドの服、シンプルなデザインの長く愛されているブランド、手が届きやすい価格だけど日常で活躍してくれるUNIQLOと無印良品の服でした。服や雑貨をたくさん買って、捨て活をしてスッキリ。こんな悪習慣がルーティン化してしまったのは、気分転換の方法が買い物と捨て活になってしまっていたからだと思います。水拭きをしたり、花を飾ったり、洗濯をしたり、近所の散歩やカフェに行く事でも気分転換ができました。低収入なのに買い物と捨て活を繰り返してお金を捨てていたらお金なんて貯まるわけがなかった。買い物と捨て活以外の気分転換の方法をもっと知っていれば違ったのかもなどと思っている次第です。

服を買うお金で家が買えるんだよ

服を買っては飽きたら捨て活をする。こんな悪循環から抜けられたのは、いろんな人が注意をしてくれたからだったと思います。20代のころ、フリマによく出ていたのですが、プチプラの服がずらっと並ぶ私のブースを見て、その服の買い方はやめたほうが良いよって何人もの人生の先輩たちから声をかけてもらいました。バイトをしては服にお金を使っていた頃で、リセールバリューのないプチプラの服をたくさん買っていた頃でした。その服を買っているお金と今払っている家賃の金額を足してごらん。何年もその習慣を続けていたら大変な事になるよ。「その服(リセールバリューのない)を買うお金で家が買えるんだよ」優しいご夫婦でした。その言葉は本当だったと、六畳一間で1人、ぼんやりと思い出す事があります。NOTEやYouTubeは過去の自分にこうしておけば良かったよ、こんな方法があったよという、過去の自分に必要だったコンテンツだったりします。

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