(17/3/11)サハリン西海岸線の日本製気動車
サハリン鉄道では、ソビエト領となったのちも、日本本土と同じ1067mm狭軌のため日本製の気動車が代々使われてきた。1961年に日本からA1気動車が導入されたのち、1985年に富士重工から納入されたのがД2気動車である。当初は中間にキサハを2両挟んだ4両1ユニットで、計10ユニットが輸入された。ソビエト崩壊期には、部品不足からJR中古のキハ58に一時的に活躍を奪われたものの、21世紀に入るころには逆にキハ58を淘汰した。そんなД2気動車も、極寒地での使用で老朽化が進み、201