京都/伏見 城南宮(前編)
撮影日:2022.3.9
皆さん、ごきげんよう。
前回に引き続き、3月上旬、京都の梅についての投稿です。前回の投稿はこちらです。
さて、今回訪れたもう一つの梅の名所とは、城南宮です。城南宮は昨年初めて訪問しましたが、毎年見に行きたくなる美しい枝垂れ梅が有名です。ここは人生に一度は訪れてほしい、私のイチオシスポットです。
各線京都駅からのアクセスはバスを利用するのが良さそうです。八条口かららくなんエクスプレス(R'EX)で15分、市バス19で20分強です。鉄道を使う場合は、京都市営地下鉄・近鉄の竹田駅下車で徒歩20分です。駐車場もあるようですが、枝垂れ梅の時期はかなり混雑するため公共交通機関を利用するのがポイントです。
拝観時間は午前9時からですが、少し早めに行っても入ることができます。お昼頃にかけて人がどんどん増えてくるので、早い時間に行くのをおすすめします。(余談ですが、見頃の週末に訪れたときは、開苑後すぐでも行列ができていました。)
また、拝観料は800円(キャッシュレス不可、現金のみ)です。庭園は一度出てしまうと再入場できません。庭園内は自由に移動できますが、一部通路が細く、また混雑時は逆走するのが難しいのでお気をつけください。
城南宮では毎年2月下旬から3月中旬頃にかけて、しだれ梅と椿まつりが開催されています。公式サイトでは開花状況や例年の見頃の時期が掲載されているので、訪問前に確認してみてください。
私が訪れたのは、ちょうど枝垂れ梅が見頃の時期でした。白い花とピンクの花がどちらも満開でとても綺麗でした。源氏物語に登場する四季の庭を備えた大邸宅「六条院」に触発されて白河上皇が造営に取り組んだと言われている城南宮(公式サイトより引用)。ここの景色を眺めると、千年前の人たちもこの風景を愛でていたのかなと考えてしまいます。
この景色を美しいと思い、21世紀にも多くの人が見に訪れるということは、「美しいものの概念」が千年のときを越えてもなお、私たちの心に受け継がれているのだと思います。
次回の投稿は城南宮(後編)です。枝垂れ梅と一緒に見頃を迎えつつあった椿についてもご紹介します。
気になった方は、ぜひ来年の2月下旬ごろから城南宮にご注目ください。感動的な景色を堪能していただけると思います。
それでは、また次の投稿でお会いしましょう。
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